[トライクはカーブで転ぶ?] APトライク125で箱根峠を走って検証してみた
トライクで実際にコーナリング!箱根峠にて
では、現代のトライクも同じようにコーナリングでたやすく転んでしまうのか? この疑問を解消すべく、実際にトライクで峠道を走ってみることにします。使用したのは、チョイ乗り系として売り出している、APトライク125。「どうせ行くならここでしょ!」ってことで、やってきたは箱根峠の七曲り!! 七曲りのような急なコーナーが続く場所ならば、トライクの安定性が試すには絶好のステージではないでしょうか? ちなみに、こんなコーナーが連続します。高低差もあるから下りになるとちょっとしたジェットコースター。それではさっそく行ってみましょう(ドキドキ)。 (道には枯葉が降り積もってかなりヤバそうな状態・・・) 行くぜ、コーナリング!! コーナー、ひとつ目 2つ目 3つ目・・・そしてついでに下りも走ってみました。 「走れる。転ばずに走れるぞっ!!」 結果として、トライクは峠道でも転ばないことがわかりました。現代のトライクの三輪構造が安定しているのか、それともサスペンションの性能なのか? 通常の速度でカーブを走行する分にはほとんど転倒の心配はありませんでした。 普通に走ってきて、普通にブレーキかければ、普通にコーナリングできます。下りにおいては普通の車と一緒に走っても問題ありませんでした。 いやむしろ、後ろのタイヤが滑ります。もしくは「キョッ キョッ キョッ」とホッピングします。クルマのように「ギュ~~」っと荷重かけることができないので、速度の限界はタイヤがすぐに教えてくれたので、それにさえ慣れれば恐怖心はまったくありませんでした~。
むしろヤバいのは低速の交差点
峠道では大丈夫でしたが意外なところにデンジャーゾーンがありました。交差点です 交差点を曲がる時、とくに小さい交差点ほどヤバいことがありました。 ゆっくり走れば何の問題もないのですが、信号が切り替わる時や対向車がいる時などに急いで曲がろうとした時に後輪が「フッと浮き上がる」感覚が。また、Uターンの時などにも「フワッと浮き上がる」ことがありました。 つまり旋回半径が小さければ小さいほど、危険ということみたいです。峠道のコーナーなら緊張感もありますが、街中の駐車場のちょっとしたUターンなどはハンドルも大きく切ってるので、ちょっとアクセルを開けただけで、いきなり不安定になったりします。マジでご注意ください!!!