日本代表MFが「ヨーロッパ最高クラブに向かう」 エース代役に…英名門が執着するワケ
久保建英の移籍再燃「リバプールは彼を獲得するためにすべてをする覚悟」
イングランド1部リバプールは、今夏の移籍市場でスペイン1部レアル・ソシエダからスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に乗り出していた。結局、スビメンディは残留を選択が、来夏に向けて再びリバプールからレアル・ソシエダの主力に触手が伸びるようだ。ただし、その選手はスビメンディではなく、日本代表MF久保建英だという。スペインの移籍メディア「Fichajes」が報じている。 【動画】「抜群に上手い」バルセロナ守備陣を切り裂く久保建英の超絶ドリブルの瞬間 リバプールの久保への関心は夏にも報じられていたが、スビメンディの獲得を逃したリバプールは久保との交渉は違う結果になることを期待しているという。記事では「レアル・ソシエダで素晴らしいシーズンのスタートを切った日本人攻撃的MFは、サン・セバスチャンで最も将来が切望されている選手であり、ヨーロッパ最高クラブに向かう軌道に乗った。久保は青と白のチームで特筆すべき選手であり、創造性、スピード、1対1の状況を作る能力で決定的な貢献をしている。異なる攻撃的なポジションへの適応、そしてチームメイトにチャンスを作る力は彼の移籍市場での価値を押し上げ、リバプールは彼を獲得するためにすべてをする覚悟だ」と報じている。 これだけリバプールが久保に執着するのはなぜか。「リバプールの久保への関心は、チームを若返らせるとともに、攻撃を多彩にする狙いがある。モハメド・サラーはアンフィールドで最後のシーズンを迎えており、久保の才能はアルネ・スロット監督のチームに新しいオプションを加えることになる。レアル・ソシエダは全力で彼を引き留めるだろうが、レッズのオファーは野心的なものになる。ソシエダは主力を引き留めてきた過去があるが、リバプールの説得力あるオファーが届けば、久保の未来は別になる可能性がある」と、スビメンディとは異なる道をたどる可能性を伝えた。 そして「久保にとってもリバプール移籍は、キャリアの絶頂期に欧州屈指の名門に加入することで日本人FWにとっても大きな一歩になる。リバプールにとっても久保獲得に成功すれば、スビメンディ獲得が失敗した後の戦略的勝利となり得るため、来シーズン、日本人に赤いユニフォームを着せるために全力を尽くす」と、伝えている。 久保が移籍するとなればレアル・ソシエダにも移籍金が残る。誰にとってもメリットのある移籍になる可能性があるが、リバプール久保は誕生することとなるだろうか。
FOOTBALL ZONE編集部