笠原将弘さんの提案する「和食」献立。主菜はリンゴソースが決め手の焼きブリしゃぶ
献立は考え方さえマスターすれば、難しくありません。主菜→副菜の順に決めて、旬の食材をプラスすれば、家族が喜ぶ献立が簡単につくれます。料理家・笠原将弘さんに、リンゴソースが決め手の「焼きブリしゃぶ」とこっくり煮込んだ「油揚げとシイタケの甘煮」のレシピを教えてもらいました。
【主菜】切り身魚で「焼きブリしゃぶ」献立
脂がのったブリに合うのは、甘酸っぱさが光るリンゴソース。甘煮は前日につくって味をしみ込ませておいても。
●焼きブリしゃぶ
香ばしいブリとさっぱりゆで野菜の絶妙なハーモニー。 【材料(4人分)】 ・ブリ(切り身) 4切れ ・レタス 1/2個 ・長ネギ 1本 ・シメジ 1パック ・リンゴ 1/2個 ・A[酢大さじ4 しょうゆ大さじ2 みりん、いりゴマ(白)各大さじ1] ・塩 少し ・小麦粉 適量 ・サラダ油 大さじ2
【つくり方】
(1) レタスは細切りにし、長ネギは斜め薄切りにする。シメジは根元を除いてほぐす。 (2) リンゴは皮ごとすりおろし、Aを加えて混ぜ合わせる。 (3) ブリに塩をふり、小麦粉をまぶす。 (4) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(3)のブリの両面をカリッと焼いて火をとおす。 (5) 鍋に湯を沸かして(1)をさっとゆで、ザルに上げる。ブリを盛った器に添え、ブリに(2)をかける。 [1人分397kcal]
●油揚げとシイタケの甘煮
弱火でコトコト煮含めた、こっくり味があとを引きます。 【材料(4人分)】 ・油揚げ 4枚 ・シイタケ 8枚 ・A[水2カップ しょうゆ、みりん各大さじ3 砂糖大さじ2] ・粉山椒 少し
【つくり方】
(1) 油揚げは1枚を4等分に切り、湯にくぐらせて油抜きをし、水気を絞る。シイタケは軸を除く。 (2) 鍋に(1)を入れてAを注ぎ、中火にかける。煮立ったらアルミ箔をかぶせ、弱火にして15分煮る。そのまま冷まし、器に盛って粉山椒をふる。 [1人分140kcal] 本記事は『ESSE』と『ノンストップ!』の連動コーナー「笠原将弘のおかず道場」誌面に掲載した内容に追加・再構成したものです 計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります。火どおりに不安がある場合は、様子を見ながら少しずつ加熱してください 電子レンジで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください 電子レンジの機種や、肉などの素材の大きさにより火のとおりに差が出ます。表記の加熱時間で火が中までとおっているか確認し、とおっていないようであれば、様子を見ながら少しずつ加熱してください 液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性!があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってからレンジから取り出すなどご注意ください
ESSE編集部