資格がなくても転職はできる!? ITや介護など5つの“狙い目職種”で、企業が求める『意欲・コミュ力・適応力』とは
資格なしでも転職を有利に進めるためのポイント
ここからは、資格なしでも転職を有利に進めるためのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。 <資格以外の自分の強みをアピールする> 資格なしで転職を目指す際は、資格以外の要素をしっかりアピールすることが重要です。 たとえば、自分の強みを具体的に示すことで、企業側に「自分が入社することでどのように貢献できるか」を明確にイメージしてもらえます。 もし自分の強みを把握できていない場合は、キャリアの棚卸しから始めてみましょう。キャリアの棚卸しとは、これまでの自分の経験を振り返り、身に付けたスキルを整理して客観的に分析することです。過去の経験を振り返ることで、自分の強みを理解できます。 たとえば、営業職の場合はコミュニケーション能力や交渉力、事務職であればパソコンスキルがあげられます。 書類選考や面接で自分の強みを具体的に説明できれば、資格なしでも転職成功の可能性が高まるでしょう。 <応募書類にスキルを具体的に記載する> 転職では、書類選考を経て面接に進むのが一般的です。書類選考通過の可能性を高めるためには、応募書類に自分が持つスキルを具体的に記載することが大切です。 たとえば営業職の場合、SFAツール(営業支援ツール)やCRMツール(顧客管理ツール)など、これまでに使用したツールを記載するのもよいでしょう。話せる言語やTOEICのスコアを記載するのも効果的です。 また、履歴書はすべての項目に記入するのが基本です。資格がない場合は、空欄にせず「特になし」と書くようにしましょう。空欄だと記入漏れと見なされ、雑な印象を与える可能性があります。もし資格取得に向けて勉強しているなら「〇〇資格取得に向け勉強中」と記載すると、前向きな姿勢をアピールできます。 <面接では働く意欲や前向きな姿勢を示す> 資格なしでの転職を有利に進めるためには、働く意欲や前向きな姿勢をしっかりアピールすることが重要です。 未経験でも応募できる求人では、スキルや経験よりもポテンシャルが重視される傾向にあります。新しいことに挑戦する意欲や、積極的に学ぶ姿勢があると、高いポテンシャルを示す材料になるでしょう。 転職が一般的となった現代、企業は長く働ける人材を求めています。面接で企業に貢献する意欲を伝え、成長できる人材と評価されれば、転職成功のチャンスが広がるでしょう。 <転職サービスを積極的に活用する> 中途採用は転職活動が長期化しやすく、転職するまでに時間がかかりやすい側面があります。より効率的に転職活動を進めたい場合は、転職サービスの活用を検討してみましょう。
資格以外をアピールして転職を成功させよう
業界や職種によっては、特定の資格が応募条件に含まれているケースがあります。しかし、資格を必須としない求人も多く存在します。必須資格でない限り、資格がないことで転職が不利になるとは限りません。 資格なしでの転職を有利に進めるには、書類選考や面接で、仕事に対する意識や意欲、コミュニケーション能力、マナー・社会常識をしっかりとアピールすることが大切です。 (まいどなニュース・20代の働き方研究所/Re就活)
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