米紙に衝撃告白…15年ぶり復帰の54歳タイソンが試合直前にマリファナを使用していた!
タイソンはUSAトゥデイ紙に、今後、南フランスのリゾート地であるサントロペや、モナコで欧州のボクサーとの対戦計画があることを明かしたが、フランスではマリファナの使用は認められていない。 過去、タイソンは日本でも東京ドームで2度防衛戦を行い、1990年のジェームス・ダグラス(米国)との試合ではKO負けして王座から陥落、世界中に衝撃を与えたが、大麻の常習を明らかにした以上、エキシビションマッチでの日本凱旋も難しいだろう。 また同紙によると、タイソンは、ジョーンズとの再戦だけでなく、WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(英国)や、WBA、IBF、WBOの3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)、前WBC世界同級王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)ら現役のヘビー級トップとの戦いに関心を示しているという。 もし、それが“リアルファイト”であれば、マリファナがドーピングの禁止薬物から除外されることはなく試合の実現は不可能。たとえ、エキシビションマッチであっても、相手が現役王者ゆえに、今回のようなドーピングの禁止薬物からマリファナを除外するという寛大なルールになるかどうかもわからない。いずれにしろ一躍、スポットライトを浴びたタイソンの復帰ロードには、この先、問題は残る。 タイソンは、試合後、「私は自分のエゴのために戦ったわけではない。自分のことよりも恵まれない人々を助けることを目的にしている」とも語り、今後も、チャリティーが目的の試合を続け、今回、最低保証で10億円あるとされるファイトマネーも慈善団体に寄付することを明らかにしている。その志は素晴らしいのだが…大麻を吸いながらファイトして子供たちに夢は語れないのかもしれない。