侍ジャパン・高橋宏斗がチェコ打線に先制点許す 制球が不安定で3回4安打1失点
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024(9日、日本-チェコ、バンテリンD)国際大会に向けた予行演習としては多くの収穫を得た。侍ジャパン・高橋宏斗投手(22)=中日=がチェコ打線に捉えられた。今季21試合の先発で自責点22、セ・リーグトップの防御率1・38の右腕が、一回に3安打を浴び先制を許した。 先頭のメンシクに中前打を許すと、続くエスカラは一ゴロ併殺打。しかし、巨人と育成契約を結んだフルプにあわや本塁打となる左越え二塁打を浴びると、4番チェルベンカに中前適時打を浴びた。制球が不安定で真ん中付近にボールが集中。大柄で直球に強いチェコ打線に不覚を取った。 9月29日が最後の公式戦登板で、10月27日のフェニックス・リーグでの登板とこの日の登板を経てプレミア12に臨む。結果以上に調整が最優先となるマウンドで前日会見では「重圧を感じると思うんですけど、まずはしっかりと自分の調整法をやってきたなかで、シーズン中と同じような投球ができればいい」と話していた。 直球は常時150キロ超えで、一回には155キロを計測。3回を50球、4安打2四死球で1失点だった。今大会はエース格として期待される剛腕。収穫と課題を克服して本戦に入りたい。