名古屋市・河村市長が定例会見5月31日(全文2)とにかく商売を守らないかんのですよ
7月中の完了に向けての意気込みを
CBCテレビ:CBC、【エナミ 00:40:01】です。大規模接種について伺いたいんですけれども。ほぼ埋まっているという状況だと思うんですけれども、一方で1回目の接種受けた人がだいたい2割ほどで今はとどまっている状況かと思うんですけども、市長がおっしゃる7月中の完了に向けて、あと2カ月で8割をどうやって接種、加速していくかっていうところを、市長の意気込み、お考えを教えてください。 河村:あと8割だと、ちょっと具体的に勘定せないかんな。人数。50万人? 60万人だったかな。 A:先ほど市長から報告しましたように、現時点で高齢者の方、20%の方が第1回目の接種を受けていただいています。ほぼ計画どおりには進んでおりますので、60万人の方、希望する方で、事前のアンケートでは75%ぐらいの方がすぐにでも受けたいというような回答だったと思いますので、それぐらいの接種はもう十分可能というふうに計画で見込んでいるとおりでございます。 河村:と言っとりますわね。ワクチンの来る数も、それに合わせて来るわけでしょう。 A:第7クールまでのところで来るワクチンでは、もう来て、こちらのほうに、伺っております。最後の第8クールのところはまだちょっとこれからということになっておりますけれども。およそ65歳以上の方のワクチンの2回分は確保できるというふうになってると思います。 CBCテレビ:ありがとうございます。あと、すいません。幾つの枠があって幾つ埋まってるっていうのを、2会場、念のため教えていただけないでしょうか。 河村:うん? A:申し訳ございません。藤田医科大学のほうの枠は全体で1万3000ございまして、ほぼその枠が埋まってるというところでございます。空港の枠は全体で2万4500ありまして、今残っている枠が、4280残ってるというところでございます。
誰に枠を譲るのか方針を示すべきでは
中日新聞:中日新聞の【ゲンチ 00:42:54】です。関連で、今の大規模接種、空港の分なんですけれども、4200枠あるということなんですけれども、残りあと20日余りというあれで、4200枠、これがもし埋まらなかった場合なんですけれども、その場合は64歳以下、高齢者ではない、もっと若い方、持病を持ったような方に枠を譲るのか、それとも近隣の市町村で、市町で困っているところもあると思うんですけども、そこに枠を譲るのか。そろそろ何か方針を示さないとまずい時期だと思うんですが、その辺、今どうなっているんでしょうか。 河村:この間、春日井さんのことでも質問があったわね。どうぞどうぞ、やってください。。 A:現在でも空港のほうで1日300から400くらいずつ予約が入ってきている状況でございますので、4280の残りの枠ほとんどが埋まるものと思っております。最後埋まらなかったものをどうするか、余剰のワクチンをどうするかというのと同じ課題だと思っておりますので、そこは無駄にしないような対策が必要というふうに認識をしております。 中日新聞:すいません、その無駄にしないというところで、具体的な選択肢としてどのように考えていらっしゃるのかということと、もう1点、なぜご予約の枠が4000人分も余っているのか。今、現状で市として分析している部分、例えば需要と供給という部分で、供給が需要を上回ってしまったのか具体的に、接種もそれだけ、なんて言うんでしょう、人々のメリットを感じる部分が少ないのか。どうみていらっしゃるのか教えていただけますでしょうか。 A:先ほど言いましたように、300、400ぐらいは毎日伺っている状況です。具体的な声といたしましては、やはり会場が少し遠いというところでおっしゃられるような声は聞いております。 河村:遠いのもあるけど、やっぱり藤田病院のほうが、安心感があるよね、病院なんで。 A:そうですね、あ、それも。もともとの枠が藤田医科大学のほうが少し少ないというのもあろうかと思いますし、市バスとかでわりと便がよく出てるっていうのもあって、名古屋市民になじみがあったということもあるんじゃないかと思います。空港のほうもシャトルバスが黒川、それから名駅から出ておりますので、そういったところを使えるよということが広まっていけば接種ができるんじゃないかなと。 あと先週、春日井の枠が、譲ったらというようなこともありましたが、少し、かなり遅い時間帯にばらばらと余っているという状況の中で、まとまって他都市さんにということはなかなか難しいという面はございますので、名古屋市民のところで対策は考えないといかんのかなというふうに思っております。