一体なぜ? バイクには「運転代行」が存在しない理由とは
ちなみに“白タク”とは、白のナンバーが付いた自家用車などで乗客を運び、運賃を受け取る違法タクシーのこと。タクシー業務は、国土交通省の一般貨物自動車運送事業許可(運送業許可)を得た、緑のナンバープレートが付いた営業用車両でなければ行えません。 運転代行業者は、あくまでも依頼者に代わって運転することが業務で、タクシーではありません。よってナンバープレートの色も白。そのため、随伴車で依頼者を運べば、白タク行為=違法になるという訳です。 ※ ※ ※ このように、バイクの運転代行は法律的に不可能です。バイカーがお酒を飲んだ際は、バイクだけ後日引き取りに行く、もしくは頼める人がいる場合は、あらかじめ送迎をお願いしておくなどといった方法を取るしかありません。 また1番やってはいけないのが、「1杯しか飲んでいないから」「家まで100mもないから」とバイクに乗ってしまうこと。 飲酒時は、情報処理能力、注意力、判断力などが低下します。自分では酔っていない、大丈夫だと思っていても、普段より危険の察知や判断、操作が遅れてしまうことも十分にあります。 飲酒をしたあとは、絶対にバイクに乗らないようにしましょう。
Peacock Blue K.K.