新しい梅田の「顔」に 「グラングリーン大阪」6日に先行まちびらき
全面開業後は年間1億人の来場目指す
3日午前11時からは、うめきた公園のサウスパークにあるイベントスペース「ロートハートスクエアうめきた」で先行まちびらきの記念式典が行われました。 式典に出席した大阪府の吉村洋文知事は、うめきた2期地区について「ここに立った時、『いや本当にすごいな、こんなに素晴らしい街になるんだな』と感動しました」と感想を述べるとともに、「この新しい梅田の顔、新しい梅田のシンボルのもと、もっともっと大阪、関西を成長させていきたい」と抱負を語りました。
大阪市の横山英幸市長は、JAM BASEについて「うめきたが大阪や関西、いや日本のイノベーションの拠点となるために、JAM BASEが中心的役割を担うものと確信しています」と期待。来賓として出席した関西経済連合会の松本正義会長は、「(うめきた2期地区を)初めて訪れたがびっくりしました。大阪のポテンシャリティーを100%現実化しているんじゃないか」と称えました。 うめきた2期区域では今後、大阪・関西万博が開かれる25年の春ごろに南館(オフィス・ホテル・中核機能施設・商業施設)が開業の予定。地区全体のまちびらきは、27年度中の見込みです。グランフロント大阪が年間5000万人の来場者を集めていることから、開業後は、グランフロント大阪と合わせて年間1億人の来場を目指すそうです。 (取材・文:具志堅浩二)