大阪府・吉村知事が定例会見10月21日(全文3)「大阪いらっしゃいキャンペ」再開予定はまだない
実験のインセンティブがないのでは
朝日放送テレビ:ABCテレビの川口です。すいません、すでにもしかしたら出ている質問かもしれないんですけれども、再度お尋ねします。実証実験についてなんですけれど、技術実証の実施についてなんですが、こちらはお店に対して、ほかのゴールドステッカーのお店と比較しても特にメリットといいますか、インセンティブがないのかなっていうふうに思うんですけれども、そこについて知事のお考えをお聞かせいただけますか。 吉村:だからもうインセンティブがない中で、こうやってやっていただけるのが商人の会なんだということなんだと思っています。なので、本当に商人の会っていうのは、先ほど店舗の名前を挙げましたけど、さっきの12店舗については、本来やる必要はないわけですけれども。おっしゃるとおり商売上のメリットといえばないということになると思います。でも商売上のメリットはなくても、このコロナからミナミを守る、食を守ろうという、そのある意味、心意気で、大阪人の心意気でやろうということが今回、参加いただいたことにつながったと思っています。 われわれとしては利用者に、これは大阪府のほうからですけど、こうやってマスクをプレゼントしたりとかいろいろやろうとしてますけれども、飲食店の側から見ると、メリットとすればほとんどないですよね。さっきの4人とか2時間とかっていうのはあるかもしれませんが、事前にチェックするとかなると、ほかにも店はあるわけですから。そういった意味ではお客さんに手間をお願いしますんでね。そういった意味ではお店の側のメリットはもう、目の前のメリットはない。けども大阪ミナミの食とか将来のことを考えて一肌脱いでやろうという、まさにそこで参加してくれたんだと思ってます。
抗原検査キットの持ち込みは想定していないようだが
なので府民の皆さんも、ちょっと一手間になりますけれども、この趣旨に賛同していただける方はこちらの12店舗、来週の平日5日間ですけど、その間ご利用いただけたらなと思います。われわれも、ご利用いただけたら、マスクの形ですけれどもお礼も差し上げたいと思ってます。 朝日放送テレビ:すいません、もう1点。もし出ていたら申し訳ないのと、あと、すいません、細かい話なんですが、抗原検査の結果について、こちらは検査場で受けたものを提示するっていう話だったんですけど、現在、薬局のほうでも抗原検査キットを売っております。こちらを例えば検査してお客さんのほうが持ち込むということは、部局側は想定してないそうなんですけども、知事としてこちらは大丈夫なんでしょうか。 吉村:いえ、それは正式な通知にはならないので確認にはならないし、誰がやった検査かも分からないので、PCR検査、きちんとしたところでやれば何々さんとか名前とかちゃんと出るんですけども、それは十分なものにはならないと思いますから、われわれとすればここの、テントもつくりますんでね、ですのでここの抗原検査をお願いするということになります。5分で結果も出ますから。当然、無料ですし。そちらのほうをお願いしたいと思います。 逆に言うと、じゃあ無料だったらこの店舗へ行かない人が検査で使うんじゃないかっていう、むしろ逆の心配をわれわれはいろいろしててですね。そこについては、この店に行く人っていうのをなんらかの形で限定をしてやると。だから誰しもが無料で抗原検査を受けれる場所ではありませんので、そこはきちんとお伝えをしておきたいと思います。 なので、薬局で買ってやる必要も特に、お金払ってわざわざやる必要もなくて、ここでもう無料でやりますんで、ぜひこちらを利用していただけたらと思います。あるいはもう事前にPCR検査をやっていただけたらと思います。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 司会:発表事項に関する質問は以上でよろしいですか。お1人いらっしゃいます。2人いる。そしたら、はい、読売テレビ。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見10月21日 全文4に続く