体のねじれをリセットして心身が軽くなった!体と心に働きかけるボディワーク“ロルフィング®”体験レポ
一般的なマッサージとは違い、「ボディ=体」への働きかけによって変化がおきるといわれている“ボディワーク”。そしていま、体だけでなく心にまで働きかけるボディワークとして注目を集めているのが“ロルフィング®”。実はこのロルフィング®、「アレクサンダー テクニーク」、「フェルデンクライス メソッド」とともに、世界三大ボディワークとして名を馳せているのだとか! そこで今回は、日本でわずか150名ほどしかいない日本ロルフィング®協会・認定ロルファーの池田円さんによるロルフィング®を体験! その結果は? 体の不調を撃退!マッサージ&ボディケア(画像) ■世界三大ボディワークのひとつ「ロルフィング®」とは? ロルフ博士は、「筋膜は圧を加えると動く」こと(筋膜の可塑性)を見つけて以来、筋膜を「身体構造を形作る器官」として注目し、ロルフィング®は筋膜のネットワークに働きかける手技として発展してきました。 地球にいる限りどんな時にも体には重力が掛かり、姿勢の悪い状態でいれば、いつも体にムダな緊張が発生していることになります。 ムダな緊張が続けば、それが身体の不調やコンディションの低下、パフォーマンス低下、カラダの内側からの感覚やカラダの外側からの刺激への対応力の低下となって表れます。 ロルフィング®は、クライアントが重力と調和する切っ掛けを作ります。そして、重力と調和していることで、不調を改善し快適な生活を送ることがだけでなく、身体のさらなるケア、そして発展に繋がります。(ロルフィング®HPより一部抜粋)
実際にライターがロルフィング®を受けてみた
■ゆらゆらと心地よい波の上を漂うような感覚に身を任せる ロルファー池田さんの施術を体験させていただきました。 いざマッサージテーブルに横になり、目をつむると、池田さんがゆらゆらと、心地よい圧をかけながら、私の手足をさするように触っていきます。痛みは一切ありません。 マッサージテーブルと背中がくっついて、そのまま心地よく吸い込まれそうな感覚。そして、池田さんが触れたところから、不思議なくらい体が軽くなっていきます。 左手の施術が終わったときのこと。「いまどんなふうに感じますか?」と、問われると、左手がパン生地を形成しているように、ふわっふわに感じるのです。反対に、まだ施術を受けていない右手は、戦闘ロボットの鎧をまとっているのか、というくらい重い…! その後も、ゆらゆらと心地よい波の上を漂っているような感覚が続き、ふと気がつくと、一瞬寝落ちしながら夢を見てしまうくらいリラックスしていました。 姿勢改善がゴールではないとのことで、施術後、姿勢よりも先に一番に感じた変化は“体の軽さと、呼吸のしやすさ”。実はこれまでも、整体院で横隔膜の使い方を指摘され、呼吸が浅くなっていると言われたことがありました。 それが、ロルフィング®を受けたあとは、空気清浄機を買い替えて真新しくなったかのように空気の吸い込み量が違うのです。 さらに、セッションから10日ほどたちましたが、それまでほぼ毎日服用していた頭痛薬を一度も飲んでいないことに気がつきました…! 実はこの猛暑のせいか、外へ出るたび、そして起きるたびに頭痛に悩まされるようになり、酷いときは1日2回も頭痛薬を服用することも。生活スタイルは一切変わっていないのに不思議です。 ロルフィング®2回目も、またぜひ受けたいと思っています。 施術してくれたのは… 日本ロルフィング®協会 認定ロルファー 池田円(いけだ まどか) ロルファー™️。ボディメイクサロン natural forme.所属。1973年2月27日生まれ。2児の母。北米でバイオダイナミック農法に魅せられ、カナダ東海岸やアラスカで農業に従事したのち帰国。カナダでレイキに出合い、その後米国でロルフィング®︎の資格を取得。英語メンターは海外ドラマ『SEX and the CITY』。 撮影/井上果音 構成・取材・文/木土さや