「50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A」ヘアカラー後気になる褪色、ダメージ、チラ見え白髪… 次に染めるまで、美髪をキープするためのシャンプー選び、中継ぎヘアカラーテクをご紹介!
気になる生え際、頭頂部のチラ見え白髪は、次のヘアカラーまでこれでカバー
セトッチ:次のヘアカラーまでで気になることといえば、やはり頭頂部や生え際の白髪チラ見えです。これは本当にみんな悩んでいて、ヘアカラーして2週間もすると、鏡を見るたびにブルーになってしまうと言います。 アリミノ 田中:皆さん忙しいので、そう頻繁に美容室にも行かれませんよね。美容室では、次のヘアカラーまでの間に、一時的に白髪をカバーする商品を販売しています。 ファンデーションタイプは、付属のブラシでさっと塗るだけで生え際の白髪も簡単にカバーできます。
アリミノ 田中:また、髪の根元からカバーしたいけど、うまく塗らないと地肌にも色がついてしまうというお悩みに応えたのが、マーカータイプ。これは、しっかり髪の根元まで染料が塗布でき、しかも地肌には色がつかないという商品です。
写真は、このポイントコンシーラーのヘッド部分。フェルト部分(太くて短めのほう)とコーム部分(少し長めのほう)の2種からなり、フェルト部が髪に染料を塗布する。塗布中、頭皮に当たるのは染料がついていないコーム部分だけ。なので頭皮に染料がつかない。
Before
セトッチ:え、それはすごい! さっそく使ってみていいですか!? 実はサロンでヘアカラーしてちょうど1カ月。今日の取材に来るのも恥ずかしかったのですが、何しろ忙しくて時間がなく、この状態です。
After
セトッチ:これ、初めて使いましたが、使いやすいですね。私も根元の白髪が気になってきたときは、よく一時的に色をつける、いわゆる「白髪隠し」を使用するのですが、ブラシで塗るタイプだと頭頂部に塗るのはちょっと難しいんですよね。 でも、これだと頭皮にしっかり当てたら、後はかなり適当に髪をなぞるように動かすだけで、頭皮にはまったくつかず、髪にだけに色がつくので簡単です。これを使えば、次のヘアカラーまで気分よく過ごせそうです! アリミノ 田中:そのほか伸びてきた根元だけを自宅で染める、いわゆるセルフカラー商品を販売している美容室もあります。 サロンで次に染めるまでのつなぎとして、根元だけ自宅で染めたいという方も多いと思いますが、市販のヘアカラー剤を使用すると、次回サロンに行った際、自宅で使ったヘアカラー剤の種類がわからなくて、美容師さんが次に使用する染料の色がどのように出るかわからずに困るということがあります。けれど、こうしたサロンで使っているヘアカラー剤と同種類のものを使用していただくと、美容師さんも髪の状態を把握しやすくていいかなと思います。 セトッチ:今まで、ヘアカラーとヘアカラーの間、気分がブルーになるのは仕方がないものと思っていましたが、こんな解決策があるのは本当にうれしいです! 取材・文/瀬戸由美子
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