アストンマーティン育成ジャック・クロフォード、2025年もダムス・ルーカスオイルからFIA F2へ参戦
FIA F2に参戦するダムス・ルーカスオイルは10月9日、2025年シーズンも引き続きジャック・クロフォードを起用することを発表した。 【写真】ダムス・ルーカスオイルからFIA F2に参戦するジャック・クロフォード アメリカ出身のクロフォードは、2020年にレッドブルの若手ドライバー育成プログラムである『レッドブル・ジュニアチーム』に加入し、FIA F3、FIA F2などに参戦してきた。 ただ、FIA F2初年度だった2023年シーズンをもってレッドブル育成を離れることになり、2024年シーズンよりアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームの若手ドライバー育成プログラムに加入。さらにハイテック・パルスエイトから、ダムス・ルーカスオイルへ移籍して今季FIA F2参戦2年目を迎えていた。 今季は14大会中12大会を終えた時点でフィーチャーレースで1勝を飾ったほか、4回の表彰台を獲得。残る2大会4レースとなるなか、116点獲得でドライバーズランキング5位につけている。 「2024年シーズンが好調なだけに、2025年シーズンもダムス・ルーカスオイルで戦えることをうれしく思う。今シーズンはまだ2戦を残しているけど、確実にトップ5以内でシーズンを終えないとね。来年も前進を続け、もっと上位に食い込めるようにしたい」と、クロフォード。 「ダムス・ルーカスオイルの全員がランキング上位を目指して戦うという、決意を固めていることはよく知っている。モーターレースはチームワークであり、個人競技じゃない。だからこそ、チーム一丸となって向上し、来シーズンはサーキットでより良い結果を残せるようにしたいね」 2023年は岩佐歩夢を擁し、チームランキング4位となったダムス・ルーカスオイル(当時のチーム名称はダムス)。新型車両導入となった2024年シーズンは優勝も先述したクロフォードの1勝に留まり、チームランキングは暫定8位となっている。 [オートスポーツweb 2024年10月10日]