「苦手なことを誰かに丸投げする」行為に罪悪感をもたなくていい理由
占星術の世界では、200年周期で時代が変化するといわれています。これまでの「土の時代(物やお金、不動産などの目に見える資産や、成績、肩書き、安定、固定などといったひと目でわかる確実なものが価値となる時代)」から、2020年を節目に、目には見えないが存在する、情報や知識、教育、コミュニケーションなど、形のないものの要素が中心となる「風の時代」になるといわれています。 【図】不安の度合いがわかる3つの分類 そんな確固たる正解のない、先行きの見えない不安な時代を生き抜くためには、自分なりの正解をつくり出していくことが必須であることは周知のとおりです。でもどうやって正解を決めればいいのでしょうか。通算1500回以上の講座やセミナーを開催してきたメンタルコーチの龍夏さんが解説します。 ※本稿は、龍夏著『何をやっても中途半端…な 「器用貧乏さん」から脱出する本』(総合法令出版)の一部を再編集したものです。
「欲」に素直に向き合う
どれだけ素敵な未来を想像しても、今までと同じ思考・感情・行動では、これまでの延長線上の未来につながるばかりです。新しい未来を手にするには、それぞれを今までと違うものに変えていくことが必要です。今までと違う思考・感情・行動に変えていくために必要なこと。それが「欲」です。欲は自分の背中を押してくれる原動力になります。 欲が明確になってくると、叶えたい、手に入れたい、という気持ちが高まります。ですが時間は有限です。欲望にかられた勢いで行動してしまうと、時間、人生というかけがえのない大切な有限資産を目減りさせてしまうことになります。どれだけ優秀であろうとそうでなかろうと、富を得ていようと得ていなかろうと、一日の時間は誰にとっても平等に24時間しかありません。それに加えて、人生は必ず終わりの時がやってきます。当たり前ですが、人類史上死ななかった人は誰ひとりとして存在しません。 これらの有限資産を不用意に目減りさせてしまうことのないように、そしてこの先の時間を大切にしていくために、以下のメソッドを活用しましょう。