ショップ店員に聞く! 冬のイチ推しキャンプギア【石井スポーツ ヨドバシ横浜店】衝撃に強く保温性も抜群の〝山専用ボトル〟
たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズ。今回は、石井スポーツ ヨドバシ横浜店のキャンプ用品担当、佐藤洸さんに「冬の登山で安心して使えるアイテム」をテーマに、注目のアイテムを選んでいただきました。 【写真】タフネスな山専用ステンレスボトルの詳細を見る(全8枚)
保冷力、保温力ともに定評のあるサーモスのボトル
登山をするとき、装備がとても重要になるのは言うまでもありません。ウェア類はもちろんですが、特に飲み物に関しては、季節に関係なく、しっかりと準備したいところです。 夏は冷たい飲み物が中心になりますが、秋冬シーズンは、温かい飲み物が欲しくなります。そこで、季節に合わせて、しっかりと保冷、保温をしてくれるボトルをご紹介しましょう。 それが、サーモスの「ステンレスボトル」です。サーモスと言えば、ご存じのように保冷力、保温力ともに定評のあるブランド。容量0.5Lの「FFX-501」(5440円※税込)、容量0.75Lの「FFX-751」(5940円※税込)、容量0.9Lの「FFX-901」(6430円※税込)という3サイズが用意されています。
登山での使用を想定して頑丈に作られている
この製品のポイントは、“山専用”とうたわれているところです。「底部分がシリコンのカバーで補強され、フタも頑丈な樹脂製になっているなど、登山での使用を想定して作られています」(佐藤さん)。 グローブをしたままでも扱いやすいボディになっていて、倒したりぶつけたりした場合のダメージを軽減してくれます。また、フタはグリップ性も高く、安定感のあるコップとして使えます。 当然、保温力も高く、一番小さなFFX-501で、77℃以上を約6時間キープ可能。同じく、FFX-751が78℃以上、FFX-901が80℃以上と、申し分ない能力を備えています。 口径はいずれも36mmで、べたつきやすいドリンクを入れたあとでも手入れがしやすい、シンプルなスクリュー栓を採用しています。
お湯を入れて持って行けば温かい飲み物が作れる
登山に行って、自分でお湯を沸かすのは面倒だという人も多いと思いますが、このボトルにお湯を入れて持って行けば、山でコーヒーやスープなどを手軽に飲むことができます。「荷物もコンパクトにできますので、あれこれと持っていきたくない人にもぴったりです」(佐藤さん)。 それぞれカラーバリエーションは3色ずつで、アウトドアに似合う色が用意されています。見た目の割に軽くて(本体重量は、FFX-501が280g、FFX-751が360g、FFX-901が390g)、普段使いをするなら、ボディリングと底カバーを外せば、さらに軽量になります。 保温力も耐久性もとても優れていて、まさに冬シーズンに活躍してくれるボトルといえます。もちろん、保冷力も10℃以下を約6時間キープするなどハイレベルですので、一年を通して、安心して使えるでしょう。 ※表示の価格は、石井スポーツ ヨドバシ横浜店での販売価格(取材時)です。
吉田正之