車選びの軸はデカさと強さと格好良さで! そんな人に勧めたい北米で大人気ピックアップのカスタム3台
初代4ランナーが、80年代の南カリフォルニアのビーチで定番車であったことを知る開発チームは「究極のビーチクルーザー」を目指して、後席の天井まで取り外し可能なルーフを2025年型4ランナーに装着。 また4ドアのボディを2ドアに改造し、助手席を倒して後席へアクセスしやすいよう、ボディを2インチ(約5cm)拡張した。
こうして初代の精神が宿る、最新型4ランナーが完成。太陽が降り注ぐ砂浜がよく似合いそうなモデルだ。
今のところ市販の予定はなさそうだが、これで国道134号をワイワイやりながら走ってみたいなぁ、なんて思った日本人はきっと多いはず。是非とも日本での市販化を熱望したい。
ラムの現行型を豊富なオプションでカスタマイズ
一方、最近はフルサイズピックアップでもBEV(電気自動車)化が進み、ラムのBEVも当初は2024年に発売予定、だった。 しかし最近のBEV市場の悪化を受けて2025年に発売が延期となり、さらに新たな米大統領が就任することで先々も不透明な状況に……。 そんな誰にも分からない先行きを悩んだってしょうがない、それより今を楽しもうぜ的なメッセージを感じるのがSEMAショーに出品された「ラム2500パワーワゴンコンセプト」だ。
何しろ市販車に多数用意されているオプションパーツ等を現行型に取り付ければ、ほらご覧の通り。タフで、ワイルドで、オーバーランダーなフルサイズピックアップが完成する。 心臓部は「電気自動車って何ですか?」と言わんばかりの大排気量6.4LのV8エンジン。フロントには、仕事で大きな丸太を引きずり出す時も、悪路にハマった自車を引き上げる時も使えるウインチを備え、フロアには泥の付いた長靴でも気にせず乗り込める全天候型マットが敷かれた。
荷台に取り付けられた8つの収納ケースによって収納力が高められ、荷台にはスライド式収納が備わるので、奥に積んだものも楽に取り出せる。 それでもトレイルに出掛けるのに不安なら、ルーフラックにもギアを取り付けられる。