マクドナルドがなぜ「ダーナル」?自分の家でしか伝わらない「おもしろワード」大辞典
「か行」
♦️ガーガー 「ドライヤーを“ガーガー”。擬音にして呼ぶ」(21歳女性/総務・人事・事務) ♦️かたまりのごひゃくえん【塊の500円】 「500円玉のことを“塊の500円”と言っていた。100円玉5枚ではないという意味。子どもの頃、おこづかい500円を塊でくれと言ったことから」(46歳女性/その他) ♦️キャラメルハウス 「四角くて可愛い家のことを“キャラメルハウス”と呼んでいる。見た目がなんだかキャラメルみたいなので」(33歳女性/主婦) ♦️ぐるぐるまっぷ 「子どもが、Google Mapsをいい間違えて“ぐるぐるまっぷ”と言い始めてから、可愛かったのでそのまま使っている」(41歳女性/その他) ♦️こずこず 「クッキーやパイなどのお菓子のこぼれた小さなかけらを“こずこず”と言ってしまう。母に“こずこず落とさないように”と言われていた」(43歳男性/会社経営・役員) ♦️コチョ 「“コチョ”。チョコレートと言えなくて、子どもが間違えて使ってからそのまま使うようになった」(48歳男性/会社経営・役員) ドライヤーを「ガーガー」、四角くて可愛い家を「キャラメルハウス」など、音や見た目が呼び名の由来になっていることも多いよう。 「塊の500円」や「ぐるぐるまっぷ」も、可愛くてつい口に出したくなる言い方です。語感のいい言葉ほど、定着しやすいのかもしれませんね。
「さ行」
♦️ジョキッ 「USBを“ジョキッ”と言っています。挿す時の音のイメージです。なんとなく気づいたら使っていました」(51歳男性/営業・販売) ♦️ジョシジョシしている 「“ジョシジョシ”している。床などがホコリなどで、ザラついている様子。母親がずっと家で使用していた言葉なので、自然と覚えたが外では通じなかった」(48歳女性/総務・人事・事務) ♦️スープーン 「スープ用に使用するスプーンを“スープーン”と呼んでいる。スプーンの指定がめんどくさかったので短縮した」(22歳男性/学生・フリーター) ♦️すずりん 「すずめのこと。ねずみは“ねずりん”。子どもに、“小さい時は本当にすずりんと言うのだと思っていた”と言われて冷や汗をかいた。実家で姉妹でしゃべっている時になんとなく言いはじめ、そのまま現在まで使用している」(52歳女性/主婦) 両親が使っている言葉が自然と身についていたけれど、家族以外の人と話したら伝わらず、そこで初めて「これは我が家だけの言いまわしだったのか」と気づく……。そんな経験のある人も多いようです。自分が親の立場なら、「外では伝わらない言葉だよ」とあらかじめ教えてあげた方がいいかも? スープ+スプーン=「スープーン」は、語感があまりにしっくり来すぎていて、使い続けたくなるのもうなずけますね。