阪神タイガース選手会などが甲子園球場がある地元に寄付…「子どもたちと家族の笑顔あふれる日々願う」
生活が苦しい世帯の子どもたちの支援に役立ててもらおうと、プロ野球・阪神タイガース選手会などが本拠地・甲子園球場がある兵庫県西宮市に約620万円を寄付し、市役所で26日、感謝状の贈呈式が行われた。
同球団のマスコットキャラクター「トラッキー」と「キー太」が出席し、石井登志郎市長から感謝状を受け取った。選手会長の中野拓夢選手(28)の「子どもたちと家族の笑顔あふれる日々を願う」というメッセージも披露された。
寄付金は、9月に開かれたチャリティーオークションの収益の一部。公式戦で選手らが実際に着用するなどした、直筆サイン入りのユニホーム約80着が出品された。
石井市長は「ご厚意を貴重に活用させていただく。来年は再びリーグ優勝できるよう、西宮市の子どもたちと応援する」と話した。寄付金は子育て家庭ショートステイや子ども食堂などの事業に充てる予定という。