「Nintendo Switch 2」のマザーボード画像がリーク。4K対応になるらしい
AIアップスケーリング技術が活用される?
任天堂は2023年7月に「機械学習による画像変換のシステムと方法」の特許を申請。2024年12月31日、米国特許商標庁がこの文書を公開しました。この論文では、AIを使用して画像を変換し、より高い解像度にアップスケールするシステムについて説明しています。アップスケールは現在、 PCゲームで普及しており、Nvidia DLSS、AMD、インテルなどの企業がさまざまな種類のアップスケール技術を提供しています。 ちなみにPS5 Proは、 PlayStationスペクトル超解像度(PSSR)と呼ばれる独自のアップスケーリングの組み合わせを提供します。この技術は、低解像度で再生されるすべてのフレームを高解像度に変換し、元の画像のパフォーマンスを維持できるようにします。 ゲームジャーナリストのLaura Kate氏は、 特許では520pから1,080pへ、1,080pから4Kへアップスケールできることが言及されているとBlueskyに投稿。限られたドライブ容量を最大限まで消費することなく、携帯型のゲーム機で4Kを実現できれば、任天堂も世界中のガジェットファンも大興奮すること間違いなし。 Switch 2は、確かに2017年発売の初代よりも高性能かもしれませんが、任天堂はある程度下位互換性があることも認めています。Switch 2はカートリッジが必要になるという点です。 リークされたSwitch 2のマザーボードには、USB-Cポートと任天堂の物理メディア用のスロットが搭載されています。カートリッジ上のデータが限られている場合、ゲームのディスクを購入しても、ディスクに含まれていない数十~数百GBのデータをダウンロードする必要があるという問題などは気になるところです。 すでに、3月の会計年度末までにSwitch 2を発表する予定ということは任天堂の公式Xアカウントに投稿されています。リーク情報を含むこれらがすべて本当であれば、Switch 2はすでに本格的な生産段階に入っているはず…。今月中には何かしらの発表があることを期待しつつ、祈るばかりです。
高橋真紀