ゆうちょ銀行の不正出金問題 池田社長が会見(全文3)本人確認資料の偽造がポイント
ゆうちょ銀行の池田憲人(のりと)社長は24日午後、不正出金問題を受けて記者会見を行った。 【動画】ゆうちょ銀行の不正出金問題 池田社長が会見(2020年9月24日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「ゆうちょ銀行の不正出金問題 池田社長が会見(2020年9月24日)」の会見開始時間に対応しております。 ◇ ◇
6330万円と伝えたら数字として違和感があるのか
NHK:NHKの【カトウ 00:38:48】と申します。まず被害件数についてだったんですけども、これちょっと確認でなんですが、個別に電子決済を通じた被害が6000万円で、一方でmijicaを通じたところは変更ないという認識でいくそうなんですけども、伝える際にゆうちょ口座を持ってる人からすると、同じ口座から被害を受けたっていうふうなところでは、面では、総体として捉えることもできるのかなと思うのですが、これは全体感として、例えば6330万円とかっていうふうにお伝えすると、まず数字として違和感があるものなのかどうかちょっと教えてください。 田中:数字に違和感というか、まずmijicaの件については、もちろん大変申し訳ないことではございますけど、mijicaカードを持っておられる方と、それが悪意の第三者によって使われてしまったという事案だと思います。こちらの即時のものについてはそういうことがなくても、被害に遭われているという可能性があるものだという分類ができると思うんですけど、今ほどおっしゃったように、お客さまのお気持ちなりからするとそれはもう同じようなことだという具合に、自分が関係ないところでということだと思いますので、そういう意味では同じタイプかなという気はいたします。
サービスを続けながら総点検できるのか
われわれ、発表するときはmijicaの分、こういう分ということで分けてはおりますけど、お客さまのおっしゃるお客さまのお気持ちっていうことからすると、それはもういずれも申し訳のないことだという具合に思っておりますので、先ほども申し上げましたようにできるだけ早く補償を、するべき補償は早くさせていただきたいというふうに切に思っているところでございます。 NHK:あとは背景も違うでしょうし、原因も違うというのは承知の上なんですが、その中、8サービスで6330万円という、損害の【全体からとられると 00;41:06】、だいたい今状況としても見えてきているのかなという被害でいうと、引っくるめてそういうふうなお伝えの仕方では違和感は【*****00:41:19】 田中:ちょっとすいません、違和感がないというのは、私どもとしては今回、即時振替のサービスの関係については先ほど私も申し上げましたように、全体感を把握する必要があるということで、私どもの受けているものを端的にいえば全て、私のものを受付ベースで全て、過去分も洗ったという数字で先ほど申し上げたように全体感をつかむためにやった数字でございます。その前提でお使いいただければという、大変ありがとうございます。 NHK:またちょっと質問が変わるんですけれども、池田社長の下につくられたタスクフォースの関係の質問なんですが、これは総点検をされるということなんですけれども、その際に今、ゆうちょのサービスの中で、総点検でサービスを止める必要とかっていうのがあるのか、それともサービスを続けながらこの総点検できるものなのか、その辺の話、教えてください。 池田:もちろん10月末までそういうようなタスクフォースで早く見ようと思っておりますが、できるだけ並行してやっていきたいと思っておりますが、お客さんに一部不便をお掛けしておるところがあります。ここについては少し、1カ月ぐらいみて、早く再開ができるようにしていきたいと思っております。 これは、特にスマホの問題というのはわれわれ相当遅れていると思います。遅れてるといいますか、いろんなところで遅れていると思う。早く追いつきたいという思いがございまして、それはお手本をどこにするのかというのももちろん持っています。どことどこが持ってますとありますけど、すでにお話、お聞き及びかと思いますけど、あれは全銀協会長の会見のところだったですね。