浦和 堀之内SD「まだ補強は終わってない」19季ぶりリーグ制覇へ昨夏の反省生かす
昨季13位に沈んだ浦和が7日、埼玉スタジアムで新体制発表会見を開いた。 広島から移籍したMF松本泰志(26)、昨季柏で38試合に出場して9得点してベストイレブンに選出されたマテウス・サビオ(27)らレンタル移籍からの復帰組を含めて10人が加入。堀之内聖スポーツダイレクター(SD)は「満足度は100%」とした上で「まだ補強は終わっていません。3月26日まで日本のウインドーは開いている。昨年の夏の反省も生かして、常に良い準備はしていきたい」と続けた。 昨夏は主将を務めていたDF酒井宏樹(34=オークランド)、副主将を務めていたDFアレクサンダー・ショルツ(32=アル・ワクラ)ら主力が大量に移籍。中盤以降に失速して残留争いも巻き込まれただけに、移籍市場が閉じるまで補強のアンテナを立て続ける方針だ。堀之内SDは「今季はリーグ戦、クラブW杯、天皇杯、ルヴァン杯があるが、最大の目標はリーグ優勝」と06年以来19季ぶり2度目のリーグ優勝を目標に掲げた。