菅首相が記者会見12月25日(全文2)3つの急所を集中的に押さえるべき
ワクチン接種は衆院解散判断に影響するか
共同通信:共同通信の吉浦です。よろしくお願いします。菅総理に衆院解散と新型コロナの関係についてお伺いします。菅総理は先日のテレビ番組で新型コロナウイルスを完全に拡大防止できないと衆院解散するべきではないとの認識を示されました。新型コロナワクチンの国内接種の普及は総理の衆院解散判断に影響するでしょうか。ご所見をお伺いします。 菅:まず当面は【至近 00:31:03】のワクチン接種も含めた新型コロナウイルス対策、そこに全力を取り組んでいきたいというふうに思います。そして来年の秋まで衆議院解散というのはもう時間が決まってますから、いずれにしろ、まず私に対しての国民の皆さんへの責務というのは感染拡大防止がそうだと思います。接種した結果、どうか。まだこれからのことでありますから、仮定については答えるべきじゃないと思います。とにかく感染拡大防止を全力でやる。 司会:はい。それでは内閣記者会以外の方からもご質問いただきたいと思います。ラジオ日本さん、伊藤さん、お願いいたします。
ワクチンの確保と今後の接種計画は
ラジオ日本:ラジオ日本の伊藤です。ワクチンの確保と今後の接種計画は現在どうなってますか。お尋ねいたします。 菅:まずこれまでの取り組みによって製薬企業3社から合計で2億9000万回分。これは2回接種の場合は1億4500万人分、この供給を受けることで合意がされてます。そのうちファイザー社からは12月18日に承認申請がありました。国内治験ですでに2回の接種が終わっており、来年2月までにデータを求める予定であります。こうしたデータに基づいて審査した上で承認したものについては医療従事者が一番、そして高齢者、ついで基礎疾患を有する方や高齢者施設で従事されている方、こうした方を優先で全額国の負担で接種をしていきたい。このように思っております。 またこれは特にファイザー社はマイナス70度という輸送や保管が必要でありますので、すでに官邸に各省庁からチームをつくって承認が下りたらできるだけ早く接種できるような、そういう体制は今すでにつくって、済んでます。 司会:はい。それでは次のご質問にいきたいと思います。ではテレ朝、吉野さん。