【大学生活とお金】「母のようになりたい」 夢を追う女子大生、家賃2.7万円のアパートでひとり暮らし
家事はためずにすぐにやる
――地元を離れ、初めての一人暮らしはいかがですか。 一人暮らしを始めたばかりの頃は、大学生活のリズムに慣れるだけでも大変ですし、病院に通って技術を学ぶ実習もあり、日々をこなすのに精いっぱいでした。そんななかで、洗濯、掃除、料理などすべての家事を一人でこなさなければいけないのはとても大変でした。 2年生になって、自分なりのリズムやコツがつかめてきました。洗い物や、洗濯物を畳むのがすごく面倒ですが、だからこそためずにすぐに片付けてしまうことを心がけています。帰省は年に3、4回していますし、同じ福島県出身の親友ができたので、あまり寂しい思いはしていません。 ――どんな部屋に住んでいますか。 風呂トイレ別の8畳ほどの1Kです。大学まで徒歩10分弱で行けることや、防犯上の観点から2階以上の部屋であること、そして家賃が2万7000円と安いことに惹かれました。新築物件ではありませんが、リフォームがしっかりされているので、暮らしていて不便は感じません。 ――大学のある群馬県みどり市は暮らしやすいですか。 自然が多く、ゆったりと過ごせると思います。大学周辺にはスーパーやドラッグストアなどがあるので、日常生活に必要なものはそろいますし、群馬県内でも伊勢崎市や高崎市、たまに兄や友人が住んでいる東京にも足を運べる距離にあるのもいいなと思います。 ――これから看護師と助産師の勉強がますます忙しくなりそうですね。 そうですね。卒業後は地元の福島県に帰って働きたいと思っています。
朝日新聞Thinkキャンパス