「レプリコンワクチン」は本当に安全なのか 科学的根拠をもとに医師が解説
編集部まとめ
レプリコンワクチンは、遺伝子への影響やシェディングといった心配が話題になることもありますが、そのような懸念を科学界でされているわけではなく、少量で効率的な免疫を引き出せる可能性があるとして非常に注目されています。 副反応も従来のワクチンと大きな差はないと考えられており、今後、別疾患のワクチンへの応用も期待されています。 医療に関する情報は日々変化しており、正確な理解と冷静な取捨選択が欠かせません。本稿が読者の皆様にとって、新しいワクチン技術を正しく知る一助となれば幸いです。
【この記事の監修医師】 山田 悠史 先生(医師) 慶應義塾大学医学部を卒業後、日本全国の総合診療科で勤務。現在は、米国ニューヨークのマウントサイナイ医科大学老年医学科で高齢者診療に従事。フジテレビ『FNN Live News α』、ニュースメディア『NewsPicks』コメンテーター、合同会社Ishify代表。ニューヨークではNPO法人FLATの理事として活動、米国老年医学会ワクチンアンバサダー。著書に『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』(講談社刊)、「健康の大疑問」(マガジンハウス新書)がある。 米国老年医学・内科専門医。
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