各地で「皆既月食」観測 大阪駅周辺は道行く人が足を止め空を見上げる
満月が地球の影にすっぽりと入る「皆既(かいき)月食」8日夜、全国各地で見られた。大阪市内はよく晴れており、繁華街の梅田では道行く人たちが空を見上げる光景が多くみられた。 【拡大写真】昨年11月19日に見られた「ほぼ皆既月食」撮影は天保山付近
国立天文台によると、月の一部が欠けて見える部分食は午後6時9分に始まり、皆既食は午後7時16分から同8時42分までで、月は「赤銅色(しゃくどういろ)」に見えるとしている。
大阪市北区の大阪駅周辺では、道行く人が足を止め月を観測する光景が多くみられた。スマートフォンや一眼レフカメラで撮影する人もおり、撮影していた人が「暗くなったー」と言うと、通行人らが一斉に空を見上げるなどしていた。