政権交代は足元から!西村智奈美衆院議員の考える立憲民主党の強みとは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
一本化するのが最大の野党連携 一方、意見がバラバラな自民党は?
最後に、次期衆院選での、野党共闘についてお話を伺いました。 「野党連携にはいろいろなパターンがあります」と切り出した西村氏。中でも、候補者をひとりにするのは「すごく意味のある野党連携だと思うんです」と語ります。 西村氏「与党はだいたい調整してひとりに絞ってきていますよね。野党はそれに対してすべて候補者を出していたら、選択肢が増える分、票が割れてしまうので、一対一の構図を作るのが、どこの選挙区でも意味のあることだと思います。これが最大の野党の連携」 政権のあり方については……。 西村氏「選挙前に話し合っておくやりかたもあるのかもしれないけれど、選挙の結果を見てみないとわからないところもある。ヨーロッパの国では、選挙が終わってから時間をかけて連立について話し合う国もある」 しかし、どの政党も党勢拡大は最優先課題です。そのため、小選挙区に候補者を送りたいのは切実な気持ちです。 西村氏「その中でどこだったら連携できるのか。どこに我慢してもらうのか。たとえば、私の選挙区は他党のかたが2人立候補を予定している。県連代表として、受けます。でも、ほかの選挙区にはできれば出していただきたくないという気持ちです」 我慢をどこに振り分けるか…… 「政党の存亡がかかっていますから。正解はないですね」と苦笑する西村氏は、「むしろ自民党を割るべきではないか」と切り出します。 西村氏「初めて選挙に出た時、自民党を割らなければダメだと思いました。野党以上に、自民党の人たち、意見がみんな違うから(笑)」 例えば、選択的夫婦別姓制度。自民党だけが反対の立場を取っていることはさておき、「自民党の中でも大賛成の人から絶対反対の人までばらばら」、まとまらないくらいなら分かれたらいいのに、とコメントします。 MC伊藤由佳莉「だから強さがあるんですよね」 西村氏「でも、その強さが日本をダメにしてきた。だから野党はがんばらなきゃいけない」