【空港での荷物受取りで驚愕!】預けていたスーツケースが破損→衣類が「酒浸し」に…!クリーニング代は請求できる?
飛行機に搭乗するためにスーツケースを預けたけれど、「返ってきたときにスーツケースが壊れていて、一緒に入れていた荷物のせいで中の衣類が汚れてしまった!」といった経験がある方もいるのではないでしょうか。 そのような場合、クリーニング代は航空会社に請求することはできるのでしょうか。 この記事では、飛行機の搭乗時に預けたスーツケースが壊れてしまい中の衣類が汚損していた場合に航空会社に補償してもらえるのか、航空会社に補償してもらえない場合はほかに補償してもらう手段はあるのかをご紹介します。
預けていた荷物が酒浸しの場合、補償してもらえるのか?
航空会社に荷物の破損を補償してもらえるかどうかは、破損の内容によります。 例えば下記のような場合は、補償してもらえない可能性があります。 ・航空会社の管轄外で破損が発生した ・荷物の入れ過ぎや老朽化など、荷物の不具合によって破損が発生した ・壊れやすいものなど、荷物の性質から破損が生じた(例:パソコンなどの精密機器・ガラス製品・酒類など) 今回のようにスーツケースが破損し中の衣類が酒浸しというケースでは、酒類は上記の「壊れやすいもの」に該当し、補償を受けることは難しいかもしれません。 破損を補償してもらえるかどうか判断がつかない場合は、航空会社に確認してみましょう。
航空会社に補償してもらえない場合、ほかに補償してもらう手段はある?
航空会社に補償してもらえない場合、クレジットカードに付帯する旅行傷害保険の携行品損害補償で補償してもらえる場合があります。 携行品損害補償とは、身の回りの持ち物が盗難・火災・破損などの被害にあった場合に補償を受けられるサービスです。 携行品損害補償を受ける場合、事故状況を証明する書類や修理の見積書などが必要な場合がありますので、補償を受ける際に確認しましょう。 そもそも自身が持っているクレジットカードに携行品損害補償が付帯していない場合は補償が受けられませんので、飛行機を利用する前に確認しておくことがおすすめです。 クレジットカードに携行品損害補償が付帯していない場合、保険会社が販売する携行品損害補償が付いた旅行保険に加入するという手段もあります。 破損したら困る高価な荷物がある場合などは、保険に加入しておくと安心でしょう。
壊れやすいものによる破損は補償してもらえない可能性がある
今回のように預けていたスーツケースが破損し中の衣類が酒浸しというケースでは、酒類が壊れやすいものに該当し、航空会社から補償はしてもらえない可能性があります。 航空会社から補償を受けられない場合、持っているクレジットカードに携行品損害補償が付帯している場合や、携行品損害補償が付いた旅行保険に入っていた場合は、補償を受けられる可能性があります。 預けた荷物が破損していた場合は、まずは航空会社に確認し、航空会社で補償を受けられない場合は、加入している保険を確認してみましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部