がん復帰のヘンドリックスら選出 大リーグのカムバック賞
【ロサンゼルス共同】米大リーグは28日、今季のカムバック賞を発表し、ア・リーグはホワイトソックスでステージ4のがんから復帰した救援右腕ヘンドリックス、ナ・リーグはカブスで主軸として活躍したベリンジャーが選出された。 最優秀救援投手賞に2度輝いた34歳のヘンドリックスは、1月にがんの一種である非ホジキンリンパ腫と診断されたことを公表。治療の末に克服して5月末に復帰を果たした。6月に右肘を痛めて残り試合を欠場したものの、5試合に登板して2勝1セーブを挙げた。 28歳のベリンジャーは近年の不振を脱し、今季移籍したカブスで打率3割7厘、26本塁打、97打点と復活した。