「奄美大島に移住」57歳の彼が進める“趣味の終活”。海の宝石「ウミウシ」に魅了、“終活”しようと思った理由
今本さんがこれまで撮影したウミウシは約600種にのぼり、そのうち奄美で撮影したのは430種。日本には1400種以上のウミウシがいるとされており、そのうち800種以上は沖縄で確認されている。 「鹿児島と沖縄の中間にある奄美群島の海には沖縄に近い種数が生息しているのではないか。それらのウミウシをできるだけたくさん撮りたい」と今本さんは考えている。 「一生かけても撮りきれないような数ですが、すぐそこの海にまだ出会ったことのないウミウシがいるのは確かです。だから、撮り続けます。ただ、必死になりすぎるとつまらなくなるから、緩く、長く続けていきたいですね」
【そのほかの写真も見る】色鮮やかで思わず見入ってしまう…「海の宝石」と呼ばれるウミウシ。透き通った青い海の「奄美の絶景ビーチ」も
横山 瑠美 :ライター・ブックライター