わざわざ出かけたくなる絶品テイクアウトリスト10
パッケージはこんな感じ
棒鮨は竹の皮に入れて持ち帰り。竹の皮は水に塗らすと丸まっていく性質を持つので、時間が経つごとに棒鮨を締め付けていってくれる。その締め付けが魚と米の一体感を生み出し、竹の香りを寿司に移してくれるのだ。
【もう一品!のおすすめ】「穴子・サバ・はこ・ぐじ」2,376円
穴子とサバ、酢で軽く〆た、 関西ではぐじと呼ばれる甘鯛の棒鮨を2貫ずつと玉子、海老、かますの箱寿司を木箱に入れた盛り合わせ。色々な種類を一度に食べられるので、 棒鮨を初めて食べる人におすすめしたい。 【DATA】 468(ヨーロッパ) 住所/東京都台東区西浅草3-23-14 電話/03-3843-6964 営業/13:00~21:00(L。O。) 休み/月曜。
山東1号店「水餃子」10個756円
横浜中華街に店を構えて三十数年。中国の家庭料理の味を日本に届けるべくスタートした『山東』は、メディアにも度々登場し、いまや「ミシュランガイド」のビブグルマン部門に選出されるほどの有名店となった。山東省出身のママ直伝の料理は、いずれも万人が楽しめる味わい。中でも看板メニューの「水餃子」は、長い間愛され続ける自慢のひと品。1号店の並びに建つ2号店の工房で、ひとつずつ丁寧に作られる餃子は、ぷっくりとした愛らしい形。サイズは6~7cmとやや大きめで、しっかり食べ応えのあるもちもちの皮 の中に、肉汁が詰まったあんがぎっしり。この水餃子をより美味しくするのは、特製のココナッツダレ。ココナッツパウダーと数種類の中華スパイスを混ぜ合わせ、薄口醤油でのばした店のオリジナルだ。 ココナッツの繊細な食感と香ばしい風味がクセになり、このタレ目的にわざわざ遠方から来るファンも多い。 持ち帰って食べる際の注意点をひとつ。テイクアウト用に付くタレは、食べる直前まで風味を損なわないようにと、ココナッツとスパイスのパウダーのみを提供しており、醤油は入っていない。家で食べる場合は、濃口醤油だと主張が強過ぎて、せっかくのココナッツやスパイスの香りが薄れてしまうので、薄口醤油や減塩醤油をおすすめしたい。
パッケージはこんな感じ
テイクアウトの場合、家の鍋でも茹でられる冷凍(10個756円)がおすすめ。但し2時間以上持ち歩くと、冷凍が溶け出し、皮が台なしになってしまうので、むしろ茹でた餃子をおすすめしたい。温め直すときはレンチンでOK。 写真=加藤史人/岡崎健志/辻 崇裕/鈴木裕介/宮本信義/是枝右恭/松岡 誠/山田裕之/日高奈々子/島 隆/文=千葉泰江/板倉 環/金井幸男/稲元孝子/平瀬 光/竹場晶子/並木政孝/富田暁子/土田由佳/吉永美代/田賀井リエ/
buono編集部