わざわざ出かけたくなる絶品テイクアウトリスト10
THE GOOD VIBES「自家製 手仕込みビーフパストラミサンド」レギュラー1,566円
浅草橋で2017年にオープンしたパストラミサンドの専門店『THE GOOD VIBES』が、場所を芝浦に移して2019年にリニューアルオープンした。ここは、『ジャン・ジョルジュ トウキョウ』でのシェフを経て、昨年青山にグリル料理のレストラン『The Burn』のシェフに就任した米澤文雄氏が監修する店。NYで修業時代を過ごした米澤シェフが、NYを代表するソウルフードであるパストラミサンドを日本でも広めたいとの思いで作ったのだという。 「日本でパストラミビーフというと、薄切りの肉をイメージする人が多く、その美味しさがあまり伝わっていないと思ったんです。NYに『カッツ・デリカテッセン』というパストラミビーフサンドの老舗があるのですが、そこの味が本当に好きで。リスペクトを込めて自分なりのパストラミサンドを作りました」。 手作りのパストラミビーフは、USビーフのブリスケと呼ばれる肩からバラにかかての部分をピンクソルトで4日間マリネしてから、3~4時間ほど茹でてさらに1日寝かせる。そこに特製のミックスハーブをまぶしてから、サクラチップで香ばしくスモーク。試行錯誤の末に、完成したこのレシピは、本場を超えた味わいと国内外のフーディーたちからの評判も高い。
パッケージはこんな感じ
環境に優しい紙ボックスで提供。電話で注文すれば、指定の時間に出来立てを用意してくれる。UBER eatsも対応しており、宅配もしてもらえる。+500円でフレンチフライ(またはオニオンリング)とドリンクをセットにできる。
【もう一品!のおすすめ】「ダーティーフライ 」918円
自家製フレンチフライとワッフルフライ、シューストリングポテトにタコミートとチェダーチーズをたっぷりとかけて、ハラペーニョをトッピング。オーブンで焼き上げてから赤玉ネギのピクルスとパセリをかけて提供。
468「穴子棒ずし」1/2本 2,376円
にぎり寿司が中心の東京で押し寿司の専門店を見つけるのはなかなか難しい。そんななか、浅草に店を構える『468』は京都で修業した寿司を東京で伝える棒鮨の専門店。 店主の岩崎康次さんは京都の『すし岩』で修業したのち、東京で棒鮨を食べさせる店をオープンした。名物は穴子の棒鮨。長崎県対馬から仕入れた大きな穴子を鱧切りにして甘いタレをかけながら焼き上げた自慢の一品だ。握り寿司とは異なり、米は酢と合わせたらあおがずに、じっくりと冷まして味を米の中まで染み込 ませる。冷ました米を棒状に形作ったら穴子をのせ竹の葉に包み、穴子を下面に置いてご飯の重みで味を馴染ませる、という工程を経て作られた。そうしてできた穴子の棒鮨は、ご飯と穴子が一体化し調和が生まれる。竹の皮を開くと、竹の香りがふわっと立ち上る。時間が経つほどに味が馴染んでいく棒鮨は、仕事やプライベートで使う手土産にぴったり。江戸前のにぎり寿司にはない魅力を持つ棒鮨で、酢飯と具材のハーモニーを存分に堪能したい。