年末年始の暴飲暴食をなかったことに!健康になれる食事術に関する記事6選
ごはん「小盛り」でも痩せない?成否を分けるのは「器」、見た目からの手法(2024年12月15日)
結局のところ「体重」を管理する、すなわち適切な体重にする、維持することは「食べる量」を管理することに他なりません。食材の「量(g)」がわかれば、調味料の誤差はあっても、日本食品標準成分表(文科省)を使ってカロリー計算をするのだから、大きな問題にはなりません。 それではその「量」をどうやって私たちは普段、把握しているのでしょうか。米飯を食べるとき、社員食堂などで、飯椀に「半分くらい」「大盛で」とお願いしていませんか。 私たちのスケールは「飯椀」すなわち盛り付けられている「器」なのです。ところが、サイズがまちまちなのが和食器。飯椀のサイズは、直径に深さにバラエティにとんでおり、その容量は実にさまざまです。 先日とある工場の社員食堂で昼ごはんを食べました。ここの飯椀のサイズはどんぶり。「半分以下でお願いします」と言いましたが、100g(運動しない場合の女性1食の目安量)を超えているなと感じました。 ごはん「小盛り」でも痩せない?成否を分けるのは「器」、見た目からの手法
できないカロリー計算は不要!ダイエットはグラムで考えるという提案(2024年10月20日)
ふだん飲食店などで目にする「カロリー」は、その食品(料理)が持つ熱量(エネルギー量)を表しています。「カロリー」は熱量の単位です。食品の熱量の単位としては、主としてキロカロリー(kcal)が用いられており、それを一般的に「カロリー」と表現しています。ちなみに、1kcalは1気圧のもとで水1リットルを1℃上昇させるために必要なエネルギー量です。 「カロリー」という用語についてさかのぼってみると、1820年代、蒸気機関車の熱効率を測定するために使われ始めました。その後、栄養学では1880年代に代謝や熱量の研究が進んだことで用いられるようになりました。 このカロリーは、目に見えません。食品では『日本食品標準成分表』を用いてその重量(g)から、エネルギーを推計(栄養計算)しています。すなわち、ふだん食べている「量(g)」がわかれば、摂取エネルギー量がざっくりとはわかるようになっているのです。そもそも推計ですから、たとえば452kcalと表記してあっても、最後の「2」という値を厳密に気にする必要はありません。概量としてとらえれば良いでしょう。 できないカロリー計算は不要!ダイエットはグラムで考えるという提案
Wedge ONLINE編集部