筆者が超軽量ノートパソコン「dynabook」に乗り換えたらメチャよかったワケ
しかも、dynabookは専用ACアダプタがなくても、市販のUSBケーブル+USB充電器(USB PD対応)で充電できるのが大きなポイント。これなら、出張や旅行時にスマホ用のUSB充電器を流用できるので、実質450g程度は荷物が軽くできるのです。 ちなみに、USB PDとは「USB Power Delivery」の略で、USB Type-Cポートで最大240Wまでの充電に対応できる規格のことです(通常は20V×5A=100Wまで)。また、dynabookは軽量・薄型モデルながら、USBのほかにも有線LAN、HDMI、MicroSDカードスロットまで装備しており、USB拡張アダプタなども不要になります。 たとえば、ホテルのWi-Fiがつながらなかったり速度が遅いときに、有線LANが利用できるのは助かりますよね。
ただし、dynabookの超軽量モデルを新品で購入すると非常に高価なので、今回はネットで中古を探しました。現状のSurface Laptop Goと同じ第10世代Core i5なら3万8,000円前後、第11世代のCore i5なら4万8,000円前後から購入できるようです。 しかし、実際に楽天市場やYahoo!ショッピングなどで探してみると、販売されているdynabookの中古は、ほとんどが大企業向けリース落ち。外装の傷やシール痕、液晶の状態が悪いBランクやCランクのものが目立ちます。 とくに、液晶面にキーボード痕があるものがほとんどで、なかなか状態のよいものが見つかりません。
今回は、たまたま個人で使用されていたと思われる「dynabook G83/HS」をYahoo!ショッピングで約5万8,000円で購入しました。相場より1万円ほど高いのですが、本体や液晶の状態がよく、CPUは第11世代Core i5(1145G7-2.6GHz)、メモリは16GB、SSDは256GBで重量は845gというスペックです。 ちなみに、この手の軽量モデルはメモリやSSDの空きスロットがなく、あとで交換や追加することができないので、購入時は十分スペックに注意してくださいね。