大阪市・松井市長が定例会見4月21日(全文1)どうしてもワクチンには余剰が出てしまう
調査段階で液状化リスクの判明は困難だったのか
どちらにしても公募して事業者が決まれば、これ実施設計の段階では地盤調査やりますから、そこでははっきりするだろうなというふうには判断してました。 共同通信:やっぱりそうすると公募前の調査の段階で液状化リスク判明することっていうのはなかなか難しかったということなんでしょうか。 松井:それ、何度も言うように港湾局は、液状化リスクは低いっていう、そういう意見の下でわざわざ、まだ公募前で、まだ本当に事業者がどれだけ手を挙げるかどうかも分からない段階で経費を、コストを掛けて何十本も調査する必要、二重になるじゃない。どちらにしても建築時点、建築をやろうと、実施設計の段階では、その調査はもう一度やるわけだから。それはやはりコストの面からも非常に非合理的だという判断をしました。 共同通信:最後、1点なんですけど、大阪市さんの液状化リスクの予測を公表されているんですけど、ここでは夢洲のIR予定地のエリアは極めて液状化が発生しにくいというような公表のされ方をされていますけども、今回のIR事業者の調査で液状化リスク判明したわけですけども、その市の見解という、液状化リスクの予測図を見直すお考えとか、そういうのはありますでしょうか。 松井:これはやっぱりそういう根拠を持った調査の結果、そういう根拠ある数字が出てきてるわけだから、やはり市民の皆さんにそういう情報はしっかり伝えていくべきだとは思っていますけども、そもそも液状化リスクの分布図というのは、あれをもって100%確実という意味で発表してるわけではありませんから。それは担当部局交えて、ちょっと検討していきたいと思います。 共同通信:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。大阪日日新聞さん。
リスクの中身が分かる時期は
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。今の関連ですけども、また液状化と、ほかに地盤沈下のほうもリスクが出てきていると思うんですけども、事業者のほうと市のほうでやりとりしていて、事業者のほうとの同意といいますか、想定を上回るような部分に関しては市のほうが、想定内であれば事業者のほうがっていうような展開だったと思うんですけども、これ、いつの段階でこれ、リスクの中身っていうんですか、出てくる、これ以上想定を上回るものが出てこないというような、分かる時期っていうのか、それをどのように考えているのかということと、その想定内、想定以上という、その範囲の線ですけれども、これをどのように考えられているのか。その2点をお願いします。 松井:まず想定内、想定外については、自然由来の地盤沈下、そういうものについては、これ、事業者がそのリスクは疑おうと。やっぱり埋め立て工事の、不備とは言えないけど、埋め立て工事が、地盤沈下対策が少し、なんて言うかな、ちょっと精度的に甘かったということであれば、やはり土地所有者という線引きになると思います。あと、いつそれが発表できるかというのは、どうなの、部局のほう。IRはいてる? 男性:おりませんので。 松井:いつごろ判断するかというのは部局に聞いてください。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。Lmagaさん。