大阪市・松井市長が定例会見4月21日(全文1)どうしてもワクチンには余剰が出てしまう
インセンティブ付けて接種率上げる考えは
日本経済新聞:日本経済新聞の古田です。ワクチンに関連してなんですけれども、3回目接種がなかなか進まない中、市として何か啓発活動みたいなものをする考えはあるのか。例えば泉佐野市でしたら地域ポイントを付与するなど、そういった取り組みがあるんですけど、そういったことは考えていないのか、お願いします。 松井:ワクチン接種においてなんらかのインセンティブを付けて接種率を上げていこうということは今考えていません。 司会:次の質問をお受けします。読売テレビさん。
供給量について国に要望する考えは
読売テレビ:読売テレビの前川です。引き続きちょっとワクチンについてなんですけれども、供給量は国のほうで決められるとは思うんですが、この廃棄が続くことによって、こちらから供給量について国に何か言っていくという、そういった方針はありますか。 松井:いや、これは原則、供給量については全ての、ワクチンを接種する対象者全てに行き渡るような供給をすべきだと思ってます。最初から7割でいいとか8割でいいとか、もしそれ以上の方が望まれた場合に、ワクチン希望しても打てないということになりますから、これはワクチンの接種する対象年齢全ての人口分を、国がそれだけの数量を確保するのは、これは国の役割だというふうに思ってます。第2分類の感染症なんだから。 司会:次の質問をお受けします。共同通信さん。
ロゴデザインを施したマンホールぶたはどこに設置する?
共同通信:共同通信の廣山です。冒頭の発表の、万博の機運醸成アクションプランのところでして。PRの一環でロゴデザインを施したマンホールぶたを設置するとありますけども、これは例えば人通りが多いところを中心に設置するとか、そういうお考えなんでしょうか。 松井:え、なんて? 共同通信:人通りが多いところを中心に置くとか。 松井:うん。それはやっぱり目立つところに設置していきたいとは思います。 共同通信:今のところ何カ所にとかいうのは。 松井:それはちょっと担当部局に聞いてよ。 A:万博推進局です、すみません。下水マンホールぶたにつきましては、先ほど市長が申し上げたとおり、基本的には人通りの多いところに設置する予定で考えております。具体的な設置場所や設置数につきましては今後、府内の市町村とか関係機関と調整しながら決めていきたいと思っていますので、今後の調整【***00:12:47】、よろしくお願いします。 共同通信:話は変わるんですけども、夢洲の液状化の調査の件でして、これまでの市の調査では液状化リスクはないとしていたあとに、IR事業者の調査でリスクが判明したという経緯がありまして、これについて市長は先日会見で、精度が低い調査だったと言わざるを得ないとうことをおっしゃっていまして、これは、IR推進局さんが実施された3カ所だけのボーリング調査というのが、箇所数が少なかったとか、そういうことを念頭に置かれていますか。 松井:うん、そうですよ。 共同通信:事務方に確認したんですけども、公募前の段階で。 松井:うん? 共同通信:公募前の段階のボーリング調査というのは、あの3カ所が目いっぱいという形になる、あれを超える規模での調査はなかなか難しかったというようなことを、回答をいただいたんですけど、それを踏まえてもなお、なんて言うんですかね、事業者と同等程度の調査が公募前に必要だったと、そういうことをお考えなんでしょうか。 松井:いやいや、もともとこれは、埋め立てたのは当事者が大阪市なんだから、当事者が液状化はしにくいと、粘土質の埋め立てだから、浚渫土で。それが前提にあって、埋め立てた当事者がしにくいところに、まだ公募前にボーリング調査1本、1本幾らするか知ってる? 共同通信:800万円。 松井:うん。だからそれを10本やれば8000万円。もっと掛かると思うよ、たぶん。準備も要るから。だから公募でまだ何も決まらない中で、当事者である大阪市、これは港湾局ですけど、港湾局が浚渫土で液状化しにくいという、そういう意見の下で、それ以上のボーリング調査の箇所を増やすというのは、ちょっとやっぱり当時は判断できなかったということです。