広島・中村奨 「とにかく仕掛けて」超積極打撃続ける 4戦連続安打中「状態も良い」 本拠地打率は3割超
イケイケドンドンで突っ走る!!広島の中村奨成外野手(25)が30日、超積極打撃の継続を宣言した。直近は2戦連続でスタメン起用され、4戦連続安打中。現状に課題と手応えの両面を感じながらも、新たな打撃スタイルを貫く覚悟だ。 今の中村奨はとにかくファーストストライクからバットを振っている。11日に今季3度目の1軍昇格を果たして以降、9安打を記録しているが、その内8安打が3球以内に捉えたもの。「1軍のピッチャーなんて追い込まれたら負け」と極端とも言える思いを胸に刻みながら、「とにかくこっちから仕掛けて、その中で良いアプローチをしていかないと。2軍とは訳が違う。その中で余裕ができるようにやっていけたらいいと思う」と力を込めた。 そんな中で「ミスショットが多い」という課題も自覚する。ここまでの打率は・189。ファウルで追い込まれて、厳しい球で打ち取られる場面もあり、「甘い球をファウルにしたり、打ち損じがある。そのボールを捉えていったら率も上がるので、練習から試合を意識してやる」と、やるべきことは明確だ。 31日からはマツダスタジアムでヤクルトと2連戦。本拠地で今季は打率・304のハイアベレージを残しており、打棒にさらなる期待がかかる。「今、状態も良いと思う」と自らの現状を分析した中村奨。初経験の優勝争いで、思い切り暴れる。