（13時36分）米ハイテク株高を受けて半導体関連株が大きく値を上げているが、「前場の大幅上昇を受けて利益確定売りも出ている」（国内証券）といい、日経平均株価は高値圏でもみ合っている。 　米ラスベガスで開幕する家電・IT見本市「CES」で半導体大手エヌビディアがトヨタ <7203> 向けに自動運転の開発に適した半導体を供給すると明らかにしたとの報道を受けて、トヨタは一段高となっている。 　（後場寄り）午後の日経平均株価は前日比861円37銭高の4万0168円42銭と上げ幅を縮小して始まった。前場の大幅上昇を受けて利益確定の売りが出ている。 　（前引け）【プライム】日経平均株価の午前の終値は、前日比957円45銭高の4万0264円50銭と大幅に反発。東証株価指数（TOPIX）は36．11ポイント高の2792．49。半導体関連需要への思惑から米国市場でハイテク株が上昇し、東京市場でも半導体株が大きく値を上げた。為替の円安も追い風となった。 　54％の銘柄が値上がりし、43％が値下がりした。出来高は9億9596万株、売買代金は2兆5150億円。 　業種別株価指数（33業種）はサービス業、電気機器、銀行業などの上昇率が大きかった。下落は海運業、鉱業、鉄鋼など。 　【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高は1億7059万株。 　【グロース】グロース250とグロースCoreはともに堅調。 　（10時19分）日経平均株価は前日比800円超上昇するなど堅調に推移。台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業が発表した業績が過去最高を更新したことを受け、半導体関連株が大きく上昇し、日経平均を押し上げた。為替が円安に振れていることも買いを誘っている。 　（寄り付き）日経平均株価は前日比277円31銭高の3万9584円36銭と上昇して始まった。前日に大きく下落した反動で買いが先行している。