工藤公康氏が31回目の野球教室開催。「少しでも長く、自分の夢をかなえられるように野球を楽しんで頑張って」と子どもたちにメッセージ
野球教室後の取材で工藤氏は「毎年、ここに来ると今年1年もそろそろ終わりに近づくんだなということと、年々やるたびに、指導者の方がいいんだと思うんですが、フォームや投げ方が良くなっている。成長を感じながらやらせてもらっています。言ったらすぐできる。そのへんの吸収力や感性というのは非常いいなと感じている。すぐにできない子もいるが、一生懸命にやろうとする。その一生懸命さに逆に僕らが引っ張られているような気がします」などとこの日の教室を振り返った。 最後の子どもたちとの対決については「僕は現役ではないんですが、プロの人に投げてもらって打ったということも一つの思い出にしてもらえればと思います」と語った。 この野球教室については「続けられるまで。取りあえず僕の体が動くところまでは続けていこうかなと思っています」とのこと。 この日の子どもたちについては「逸材という意味では結構いましたね。あとはケガとかに気を付けてもらって。小学生5~6年生や中学校くらいは一番障害が多いので、そういうところに気を付けてもらいながらしっかり過ごしてもらえれば、その中から必ずプロに入れる子やプロを目指して頑張ろうという子がきっと出てくると思います。期待して待ちたいと思います。そこまで生きているかどうか分かりませんが(笑)」と評し笑顔を見せた。