72時間予想降雪量

　北日本の日本海側は10日（金）にかけて、大雪や猛ふぶき、吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒が必要だ。東日本と西日本の日本海側は、10日（金）にかけて降雪が続き、平地でも大雪になるおそれがある。大雪に注意・警戒が必要だ。また、東日本と西日本の日本海側は10日（金）にかけて、高波にも警戒が必要となる。

10日(金)朝の予想天気図と上空の寒気

　日本付近は冬型の気圧配置となっており、気圧の傾きが大きくなっている。日本付近は10日（金）にかけて強い冬型の気圧配置が続き、北日本や東日本の上空およそ5500メートルに－30℃以下の強い寒気が流れ込む見込み。このため、北日本から西日本では、日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見通し。

［雪の予想］

予想される24時間降雪量(多い所)

　北日本から西日本は10日（金）にかけて、大雪となる所がある見込み。

［風の予想］

予想される最大瞬間風速

　北日本は10日（金）にかけて、東日本と西日本では9日（木）にかけて、雪を伴って非常に強い風が吹く所がある見込み。

［波の予想］

予想される波の高さ

　東日本と西日本の日本海側は10日（金）にかけて、大しけやしけとなる所がある見込み。

大雪時の注意点

　北日本の日本海側は10日（金）にかけて、大雪や猛ふぶき、吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒が必要だ。東日本と西日本の日本海側は、10日（金）にかけて大雪に注意・警戒し、北日本から西日本では着雪やなだれに注意が必要となる。また、東日本と西日本の日本海側は10日（金）にかけて、高波にも警戒が必要だ。

積乱雲が近づくサイン

　北日本から西日本は10日（金）にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要で、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。なお、冬型の気圧配置や寒気が予想よりも強まった場合は、暴風雪や警報級の大雪、高波となる地域が広がる可能性がある。