愛知県・大村知事が臨時会見2月28日(全文)延長、継続を考えざるを得ない状況
人口上位10都道府県の3回目接種は断トツで一番
それから人口上位10都道府県のワクチン3回目接種は愛知県60.88で、上位では断トツで一番ということでございます。これ見ると、北海道はちょっと気候が厳しいので、やっぱりなかなか足を運んでというのは難しいというハンディはあるかなというふうには思います。けれども、各都道府県も頑張っていただければと思います。それから次に人口全体での割合ですが、愛知県20.74%で、これも一番たくさん打ってるということでございまして、引き続きしっかりとやっていきたいというふうに思っております。というワクチン接種の状況です。 それから次はPCR等検査無料化事業に係る登録者数。先々週再開をして薬局等が増えてきておりまして、今369というところまできました。それから、1月の31日からの週の、先週の累計の追加ということでございますので、ご覧をいただければというふうに思っております。ということですね。私からの発表事項は以上でございます。 司会:それでは、ただ今より知事に【*****00:15:34】ご質問をお受けいたします。ご質問のございます方は挙手をお願いいたします。 大村:どうぞ。
「まん延防止」は延長すべきか
CBC:CBCです。愛知県では、現在適用されているまん延防止等重点措置、3月6日に期限を迎えますけれども、延長などの、どうするのか教えてください。 大村:今週の6日日曜日ですね。今週週末が期限ということでございますが、先週来、申し上げておりますが、確かに今日が3255ということで先週よりは減り、2週間前の週がピークで、先週、今週とやはり減少局面には入ってきております。ただ、やっぱり3000、4000というところで高止まりと言いますか、減少幅がゆっくりだということになりますと、先ほど申し上げましたように、今日でも単日でコロナ病床の入院患者さん1260人で病床使用率が66.7%、ちょうど3分の2ということでありまして、なかなかこれが下がっていかないということで、あと1週間でも、じゃあこれが劇的に半分以下になるかっていったら、そう簡単にならないと思いますので、こういう状況であれば私ども愛知県としては、今回の3月6日までのまん延防止等重点措置については、これは延長、継続ということを考えざるを得ない状況だというふうに考えております。 ということでありますので、あしたの状況をまだ見ながらということですが、国ともこれは協議、調整をしなければなりませんので、そこはよく、また協議をしていきたいというふうに思っております。なお金曜日の夕方に岐阜の古田知事ともちょっと電話で話をしましたが、週末の状況を見てまた連絡取りましょうねと、こういう話をしておりますけども、今日の、月曜日の夕方にでもまたお互い連絡取りましょうかねと、こういう話をしておりまして、三重県さんともそこは連絡をしたいと思いますが、こういう状況であれば愛知県としては延長、継続という形で考えざるを得ないということは先週金曜日の段階で申し上げさせていただきました。今日またこのあと夕方ぐらいに一度電話をしてみたいなというふうには思っております。 ただ、三重県さんはちょっと考え方違うようではございますけど、それは、ここ3県はそれぞれまた、われわれ愛知県は愛知県としての立場が、考え方あります。岐阜県や三重県さん、それぞれお考えあられるかと思いますので、そこはそれぞれのご判断だというふうに思っておりますが、私ども愛知県としては3月6日で、これでまん延防止等重点措置解除で卒業ということには、これはならないというふうに考えます。併せて、やはり今の感染の状況を見ますと東京・首都圏、そして大阪・関西圏、数値的には私どもよりも厳しい状況でありますよね、数値的には。