小池都知事が定例会見3月11日(全文1)ウクライナ避難民の相談窓口設置、ロシア都市との交流は停止
ブラック校則5項目撤廃への評価は
TOKYO MX:ありがとうございます。TOKYO MX、白井です。教育関係で2問、質問がございます。まず1点目、ブラック校則について伺わせてください。東京都教育委員会によると、下着の色の指定でしたり、髪を横だけ刈り上げる2ブロックの禁止など、こういったブラック校則を、5項目を今後撤廃するということなんですが、これについて知事の評価をお願いします。 それと2点目についてなんですけれども、こちらも教育関連で、4月から公立の小学校と中学校において、牛乳のプラスチックのストローを使わない自治体が、18市区町村で始まるということなんですけれども、こういった環境の取り組みについてどのように評価しているか、こちらも教えてください。 小池:まず、きのう開催された教育委員会の件であります。校則の見直しについて、生徒そして保護者との話し合いを行いながら、それぞれの学校で点検が実施されまして、時代に合わなくなった項目などが見直されたと聞いております。子供たちが主体的に意見を出し合って、学校生活のルール作りに関わるというのは重要なことでありますし、また、これに限らず、学校行事や部活動などにおいても、生徒たち自身が主体的に課題に向き合っていくか、その力を身に付けていってもらいたいというふうに思っております。 で、それから2つ目の、学校給食でのミルクのストローを使わないという点ですけど、今、各牛乳の関連の事業者、いろんな工夫もされているかと思います。で、やはり学校というのはいろんな教育の現場でありますので、そういったことが、それぞれ学校等で決められますけれども、いろんなメッセージも踏まえて、そして、それぞれで判断されるということだと思いますが、今、全体として、いかにしてこのプラスチックに関しての対応ですね。減らしていくのか、今、プーチンショックのさなかで石油価格なども上がっているということでもあります。 1つ1つの、学校給食の、牛乳のストローというのは、1つ1つは小さいかもしれませんが、それが束になれば大変大きい数量になるかと思います。それとプラス教育効果の両方の意味で、いろんな効果があるというふうに考えます。現場が決められるけれども、そういったことを踏まえた判断をされるということを期待したいところです。よろしいですか。 TOKYO MX:はい。ありがとうございました。 小池:じゃあ新宿新聞、喜田さん、いきましょう。うん? お手があがっていると思ったんですけど。 男性:喜田さん、大丈夫ですか。喜田さん、聞こえますか。 小池:じゃあ、この間にちょっと準備しておいてもらいましょうか。じゃあNHK、稲田さん、どうぞ。 【書き起こし】小池都知事が定例会見3月11日 全文2に続く