【バスケ皇后杯】15日に決勝「富士通vsアイシン」 両者とも接戦の準決勝を勝ち上がる 前回王者デンソーは準決勝で敗退
▽第91回皇后杯 全日本バスケットボール選手権 決勝戦(15日、国立代々木競技場 第二体育館) 【画像】アイシンの渡嘉敷来夢選手 バスケットボール・皇后杯では14日に準決勝の2試合が行われ、決勝進出チームが決定。15日に決勝戦が行われます。 準決勝はいずれも接戦の展開となりました。 準決勝の第1試合では前回王者の「デンソー」と「富士通」が対戦。第1Qは序盤に富士通が試合を優勢に進め、一時10点のリードを奪います。しかし、デンソーも3分半で12点をあげ一気に2点差と迫ります。第4Qの残り13秒で富士通の1点リード。ここで富士通・宮下希保選手がフリースローを2連続で決め、そのまま試合終了。3点差で富士通が決勝へ駒を進めました。 ベスト4初進出の「アイシン」と「トヨタ自動車」が対戦した第2試合も1点を争う攻防となりました。第2Q終了時点に1点差で試合を折り返すと、終了間際の第4Q残り35秒で同点となります。両チーム勝ち越し点を狙う中、アイシン・渡嘉敷来夢選手が残り2秒でゴール下のリバウンドシュートを決め、アイシンが勝利を収めました。渡嘉敷選手はこの試合両チーム最多となる29点をあげています。 “バスケットボール女子日本一”をかけ行われる、皇后杯。4度目の優勝を狙う「富士通」と初優勝を目指す「アイシン」、どちらがその座を手にするのか注目です。