「左腰を引く」だけでなく「右腰を押す」意識も持ってみよう! 飛距離&方向性アップのための体の使い方を実際に試してみた
ドライバーはただ飛べばいいわけではなく、方向性が良いことも大切だ。これらを両立するために大切だと奥嶋誠昭コーチが言う、インパクトで詰まらずに体を回すコツを、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた。
インパクトで詰まると様々なエラーが起きてしまう
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ドライバーって飛ばしたいですが、飛ぶだけじゃスコアはガタガタになっちゃいます。やはり飛距離も欲しいけど、方向性が大事。どうすればドライバーの方向性って良くなるのでしょうか? しかもできれば飛距離も出して方向性も良くしたい。ゴルファーって欲張りですな。
週刊ゴルフダイジェスト4/23号に「GEARSで方向性UP!大作戦」という記事がありました。この記事にいくつか気になる部分があったので、方向性アップのためにやってみることにしました! この記事はタレントのユージさんが奥嶋誠昭コーチに入門し、GEARSを使ってスウィングを解析してもらい、曲がらない弾道を目指すというもの。ユージさんといえば、知る人ぞ知る飛ばし屋なのですが、やはり曲がりも大きいということなんです。僕は飛ばし屋どころか飛ばないオヤジなのですが、この記事を読むことで、曲がらないスウィングはもちろん、もしかしたら飛ばしのヒントも得られるんじゃないかと期待しているわけです。
GEARSでユージさんのスウィングを分析してみると、ダウンスウィングで左腰を引こうとして、左ひざや左足首だけでなく、左股関節も伸びて、体が起き上がっているそうなんです。そうなることで体が回転できなくなり、インパクトが詰まってしまうんですね。そうなると体とボールの距離が遠くなってしまいトップしやすくなる。さらにインパクトが詰まることで、手が急激に返ってしまって、振り送れるとプッシュスライスになり、タイミングが早いとチーピンも出ちゃうということらしい。これは飛ばし屋にけっこう多い現象らしいのですが、僕も体が起きてインパクトが詰まってしまうということには悩まされています。そういうアマチュアは多いんじゃないでしょうか。