投資をはじめたいけど、できれば失敗したくない…今こそ知っておきたい3つの「落とし穴」
2024年から新NISAが始まり、投資に関心がある方も増えたのではないでしょうか。 【写真でみる】新NISA制度の認知度は82.4%。一方、利用者の割合は…?小さくない「ギャップ」を円グラフで確認 また先月には日経平均株価が最高値を更新し、投資の始め人が多いかもしれません。 現在株価の調子が良いといっても投資には、リスクはつきもの。しかし、投資初心者や未経験者が運用をスタートする上でやってはいけないこと・避けた方がよいことは存在しています。 今回は、投資を始める方の参考になるリスクについてご紹介できればと思います。また、新NISAに関する意識調査結果もあわせて確認していきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
落とし穴①:知り合いや有識者にすすめられるがままの購入
投資をはじめたばかりの人は、知り合いにすすめられたり、アナリストのレポートを読んでおすすめされたりした銘柄をそのまま購入してしまうことが多々あるかと思います。 それが「絶対に悪い」というわけではないですが、その銘柄を選ぶ理由を明確にしておかないと「不用意なリスク」を取ることになるのです。 それは、自分のなかで優先順位をつけたり判断したりできず運用全体を管理しきれないため。アナリストがある銘柄をすすめる背景や理由を理解しておかないと、本当の意味でのリスク管理には到底つながりません。 人がすすめる銘柄をそのまま買うのではなく、自分なりに「理由」を理解してから買いましょう。「業績が良い」「決算が予想を上回る好調さだった」「新作が出て今後の売り上げ大幅増が期待できる」などの目に見えるだけでも理由は多々あるはずです。 その理由を知ったうえで「その株価上昇がいつまで続くのか」も予想しておくとよいでしょう。 株主優待や配当などを目的として、長期保有だと割り切って保有するのなら話は別ですが、もし短期で保有しようと思っているのなら理由や背景への理解を深め、それに対するリスクヘッジ策を考えておきましょう。