投資をはじめたいけど、できれば失敗したくない…今こそ知っておきたい3つの「落とし穴」
新NISAには認知と利用のギャップも…最新の意識調査をチェック!
2024年1月、楽天インサイト株式会社が「資産運用に関する調査」を実施。 全国の20~69歳の、資産運用の開始時期や開始理由、そして「新NISA制度」の認知状況が浮き彫りとなりました。 調査概要は下記のとおりです。 ・調査方法:インターネット調査 ・調査対象:全国の20歳~69歳 ・アンケート母数:男女合計1000名(全国) ・実施日:2024年1月15日(月)~16日(火) ・調査会社:楽天インサイト株式会社 ・リリース公開日:2024年2月13日 ●【新NISA】制度の認知度は82.4%。一方、利用者は24.2%にとどまる そもそもNISAとは、個人の資産形成を支援するために2014(平成26)年に始まった「少額投資非課税制度」のこと。 そして2024年からスタートした「新NISA」は、年間最大投資額360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)、生涯投資枠1800万円(うち成長投資枠1200万円)まで投資して得られた利益が非課税になる税制優遇制度です。 調査内で「新NISA制度」の認知・利用状況を聞いたところ、「内容はよく知らないが、聞いたことがある」が37.6%で最多でした。 そのあとに「内容も含めて知っており、すでに利用している」(24.2%)、「内容も含めて知っているが、利用はしていない」(20.6%)、「知らない」(17.6%)が続きます。 「知らない」回答者を除いた数値を認知度と捉えると、82.4%。8割以上の人が新NISAを認識済といえるでしょう。 しかし、認知と利用の割合には大きなギャップがあります。
まとめにかえて
今回は「投資をしてみたいけど、損はしたくない」という人がやってはいけない行動についてご紹介してきました。 やはり投資を始めたばかりでは、分からないことも多いかもしれません。しかし、情報をうのみにせず、きちんと理解することを端折ってはリスクを被ってしまう可能性が高まります。 今は情報が溢れている時代。そのため正しい情報を選択することが必要です。正しい情報を集め、2024年良い形で投資のスタートを切れると良いですね。 ●参考資料 ・一般社団法人投資信託協会「投資信託に関するアンケート調査報告書-2020年(令和2年)投資信託全般」 ・金融庁「投資の基本」 ・金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」 ・楽天インサイト株式会社「資産運用に関する調査」(PRTIMES)
山本 大樹