なぜ11.21大阪「RIZIN.25」でフェザー級王座争う朝倉未来は「オレの相手じゃない」と対戦する斎藤裕をこき下ろしたのか
榊原CEOも「今回の未来vs斎藤戦がどうハネハネ(ファンの反響)」を見極めた上で、来年以降、RIZINフェザー級GPの開催計画があることを明らかにした。 「未来は、良いことを言ったね。『ベルトの価値を高めたい』と。彼は『他の日本の団体のトップ選手とやることも厭わない』とも言っていた。大晦日には(新型コロナの入国制限緩和で)外国勢が入ってこれると思う。フェザー級の猛者たちを集めて来年のフェザー級GPにつなげていってもいい」 大晦日には、元KSW王者のクレベル・コイケの参戦も計画されているという。 実は、RIZINと朝倉は、ファイトマネーも含め複数試合契約を結んでいたが、今回の出場にあたって新たに契約が見直された。 「2021年も契約がまとまった。ユーチューバーの価値でリングに上がることを計算するとファイトマネーは高くなるのかもしれないが、リーズナブルに話はまとまった」と、榊原CEO。朝倉がつけた条件は「強い奴とやりたい」だったという。 朝倉にただひとつ死角があるとすれば、モチベーションの部分。YouTuberとして格闘技で稼ぐ以上の札束を手にしている男が、リング上に何を求めるかだ。また同時に”真の強さ”を見せつけなければならないというプレッシャーも背負うことになる。 果たして朝倉は、YouTuberなのか、格闘家なのか。それを問われるタイトル戦になるが、朝倉はまったく笑わずに、こう答えた。 「全く別物ですね。格闘家でもあり、ユーチューバーでもあるんじゃないですかね」