拓大・不破聖衣来「笑って終わりたい」 全日本大学女子選抜駅伝へ抱負「区間賞に近い走りを見せたい」
全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、30日)に出場する拓大が2日、都内で壮行会を行った。1万メートルで30分45秒21の学生記録(日本歴代3位)を持つ不破聖衣来(4年)は、大学4年間の“集大成”へ「目標は優勝。個人では区間賞に近い走りを見せたい」と意気込んだ。 同大入学後は駅伝で次々と活躍。一躍注目を集めたが、その後は故障が続いたことで2022年秋を最後にレースから離れ、今年4月に実戦復帰した。苦しい時期も長かっただけに「注目はすごくありがたいけど、活躍以上に注目をされたりもあって、すごく戸惑うというか、動揺もあった」。その葛藤も乗り越えた4年間だった。「メンタル面が成長した」とうなずき、「みんなで最後は笑って終わりたい」と力を込めた。