浜松市の小学生が「住み続けられる未来の浜松市」をテーマにプレゼン。最優秀賞は野菜の捨てられる部分の再利用を提案
結果発表では山名副市長が「いずれの発表も浜松の特徴をしっかりとらえていて、テーマに沿って提案がされていた。なおかつ皆さんの主張とイラストがマッチしていて、内容がしっかり伝わってきた。提案されたアイデアの中には市民一人一人がすぐにでもやらなければいけないことから、みんなで取り組まなければいけないもの、さまざまなアイデアがあり、いずれも未来の浜松市に必要なことだなと思った。改めて皆さんがSDGsと未来の浜松市について真剣に考えていただいたことがよく分かった。感謝したいと思います」とこの日の子どもたちの発表を称えた。 また詩歩さんは「今回のテーマが浜松市。“普段の生活の中で“こんな事解決すればいいんじゃないか”ということを見つけて、それを調べて発表したと思う。SDGsは言葉だけ見るととても大きなものに見えるかもしれないが、大きなものって身近なものが一つずつ積み上がって大きなものになっていくと思う。だからみんなが見つけた小さなきっかけや気づきをどんどん続けていったり、周りに広めて仲間を増やしていくことで、大きなSDGsの問題って絶対に解決していけると思うので、今日の発表で終わらずに。どんどん活動や広げていくことを続けていってほしいなと思いました」と語った。 審査の結果「野菜のゴミが減っている未来を目指して!捨てる部分を使って新たなモノへ」というアイデアを提案・発表したEグループが最優秀賞に選ばれた。Eグループの4人は未来の浜松市について「野菜の無駄なところを活用して、ゴミが今より減っている未来」を目標に掲げ、そのために、野菜の捨てられる部分を「フードペーパー」や「フードダイ」に活用することを提案。それを当たり前にし、野菜の捨てられる部分も活用できることをしってもらうことが必要と訴えた。そのために自分たちができることとしてこのフードペーパーとフードダイを友達や身近な人に知ってもらうことを挙げていた。