「中学受験では偏差値40でもすごい」小5で入塾して8ヵ月。“圧倒的最下層”からスタートした子どもの現状とは
小5長男が中学受験をしたいと熱望し、塾がスタートしてから早8ヵ月が経ちました。 関西の某有名大手塾に通っています。入塾テストはギリギリ通過し、圧倒的な最下層からのスタート。初めて受けた模試なんて、本当に低すぎて目も当てられないくらいでした。 「家族全員が情緒不安定に…」小5から中学受験を始めた家族に起きた“負の連鎖”
中学受験の偏差値、40でも凄いぞ
私も昔は『偏差値40か~ちょっと悲しいなぁ』なーんて思っていました。そんな自分にビンタしたい!中学受験において、偏差値40はおいそれと取れるものではない。 偏差値40、もしくは50なんて言ったら、おらが町のとーっても優秀小学生です。 学校のテスト100点しか取ったことない子供も、模試で偏差値40なんて取れません。偏差値40台を取れていたらかーなーり!お利口さん。 なにせ、模試を受ける子ども達って、それなりに訓練をしていたり、日々の学習習慣がついている。とにかく勉強している集団なのです。模試にもよりますが、中学受験の偏差値は、高校受験や大学受験の偏差値に換算すると10~15プラスくらいアップするようですぞ。 まだスタートして数か月ならば低偏差値であっても、そんなもんだとドシっと構えるのが吉。 うん。そうはいかないのがワタクシでございます。 仕組みがわかっていたとて、最下層の親は焦ります。どうにか子の成績をアップさせたい。最下層から抜け出したい。 でも、5年生の始めの2回くらいの模試の内容って4年生で習う範囲なのです。要するに、
4年生の時に塾で勉強していないとちょっと厳しい
入塾して間もない頃。新しく学ぶ5年生のカリキュラムにもいっぱいいっぱいなのに、更に受講していな4年生の単元も穴を埋めないといけない。中学受験を目指す前の生活と比べると10倍もしくは20倍くらいの勉強しても、模試では偏差値40もアップアップ。親子共々、ますます慌てます。 慌てないように…と思っていても人間、周囲と比較してしまうものです。特に親の私は、周りの同級生の様子や、ちょっとした『確認テスト』の点数すら気にする日々が続きました。 塾から帰って来た長男は、「今回も確認テスト低かったわ~」と堂々としており、ピンと来ていない様子。 あぁ、こんな確認テストの超基礎問題も取れないなんて… 声には出しませんでしたが、うーん。どうしたもんだろうと悩みました。 4年生から通塾している他の子ども達はもっと難しい問題にトライしています。大手中学受験塾のカリキュラムはさすがでして、4年生からの3年間を前提にきめ細やかなプログラムが組んである。 途中参戦者はしんどい。 いやいや! スタートが遅れていたとしても、慌ててはいけない。