【パリオリンピック バドミントン】「予選リーグで負けて、一回死んだようなもの。二人で気持ちを切り替えて、この1試合にすべてをかけて戦えた」(志田&松山)
現地時間8月1日に行なわれているパリオリンピック・バドミントン競技(ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)6日目は、午前のセッションで、女子ダブルスの準々決勝および男子シングルスの決勝トーナメント1回戦を実施。ここでは、女子ダブルスで準決勝進出を決めた志田千陽/松山奈未のコメントを紹介する。 志田千陽&松山奈未 準々決勝結果:サラ・トゥーグセン/マイケン・フォウガード(デンマーク)に2-0で勝利 志田 予選リーグで1敗していますし、今日の相手は、前回の対戦で負けていて、あまりいいイメージはなかったんですけど、しっかり二人で気持ちを切り替えて、この1試合にすべてをかけて戦えたと思います。試合の出だしが予選での課題だったので、スペースがあるときはどんどん前に落として、先に攻めていく。上げるときはしっかり奥まで上げるというのを二人で話して、それがいい方向にいってよかったです。 準決勝はどちらのペアが来ても強敵ですし、ここまで来て簡単な試合はないと思いますが。自分たちの力を出し切れば結果はついてくると思うので、今までやってきたことを信じて、死ぬ気で戦いたいと思います。 松山 今日は応援もたくさんあって、緊張してしまったんですけど、それがいい方向にいったので、よかったです。予選リーグで韓国ペアに敗れたあとは、「一回死んだようなものだから、怖いものはない。最後になるかもしれないから、出し切ろう」と、二人で話して、腹をくくりました。準決勝は、まずは自分たちの力を出して、悔いなく終わりたいなと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部 写真/Getty Images